OUR PARTNERS, YOUR PARTNERS
Sound Couture 大河内康晴(音楽)
ー "素敵な偶然" を起こすために

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会場装飾、衣装、ヘアメイク、写真、料理、音響など。ウェディングにおけるおふたりのアイディアをかたちにするのは、CLASKA が「パートナー」と呼ぶプロフェッショナルたちです。

共に考え、遊び、創造する。私たちは主役のおふたりと同じくらい結婚式までの日々を楽しんでいるかもしれません。CLASKA のウェディングは、一つひとつ、「人」の手でつくられています。

こちらのコーナーでは、多彩なプロフェッショナルたちの中から一部の方々をご紹介します。今回は、ウェディングという場を音楽で演出する大河内康晴さんにお話を伺いました。

聞き手・文:落合真林子(CLASKA)
写真:山平 敦史


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────ウェディングという場に音楽の存在は欠かせないものですね。大河内さんは「サウンドクチュール」という名前で活動されていますが、改めて活動の概要について教えてください。

大河内さん(※以下、敬称略):
僕たちは、ウェディング以外にもさまざまな場に合わせて音楽をスタイリングする仕事をしています。よく「DJとの違いはなんですか?」と聞かれることがあるのですが、DJという仕事はその人自身がいわゆる"演者"。僕たちは空間やそこに集う人、その集まりのコンセプトに合わせて音楽をフィットさせていくというコンセプトで活動しています。

────あくまで裏方である、ということでしょうか。

大河内:
そうですね。ファッション用語で「オートクチュール」ってあるじゃないですか。着る人の寸法に合わせて洋服を仕立てていく。まさに僕たちはサウンドをクチュールしているな、ということで「サウンドクチュール」という名前にしたんです。

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────音楽への興味はいつ頃からあったんですか?

大河内:
3歳からクラシックを学びはじめて、小学校3年生くらいにはピアノを弾きながら自分でメロディーをつくることをしていました。

────そんなに小さな頃から! 音楽を将来の「仕事」として意識するようになったきっかけはあったのでしょうか。

大河内:
音楽だけではなくファッションやインテリアにも興味があったのですが、高校生の頃「ファッション通信」というテレビ番組があって......。

────ああ、懐かしいですね。

大河内:
番組では、よくファッションショーの様子が紹介されていました。ショーの最中に音楽が流れるじゃないですか。それを聴いて「音楽が現場の"空気"をつくってる。面白い!」と新鮮な気持ちになって。将来こういうことを仕事にできたらいいな、と思ったのを覚えています。

────サウンドクチュールとして活動する以前は、エンタテイメント系の会社で、テレビや映画の劇中で流れる音楽を製作するお仕事をされていたそうですね。

大河内:
はい。やっていたことの根本は、今と近いものがありました。画面に映るアニメーションにフィットする音をつくる、ということですね。その後29歳で独立をして、個人でウェブサイトの音楽を手がけたりパーティのDJをしたりしていました。

────まさに物心ついてから音楽一色の生活、という感じですね。クラスカとご一緒していただくようになってから、早いもので約8年になります。これまで沢山の新郎新婦をご担当いただきましたが、普段どのようにコミュニケーションをとりながら準備を進めてらっしゃるのでしょうか。

大河内:
まずは最初のお打ち合わせで、新郎新婦の"人となり"や、"好きなもの・こと"を引き出すことからはじめます。映画に置き換えて考えると、新郎新婦は主役。主役を知らずして、映画のサウンドトラックはつくれませんからね。お二人がどういう人生を歩んできて、なぜ結婚式をしたいのか、そして当日はどんな1日にしたいのか。細かいことでいうと、親族や友人、会社関係、ゲストはどれくらいのバランスで招待する予定なのか? もちろん、当日流したい曲についても伺いながら......。色々お話しをするとお二人の骨組みが見えてきて、ようやく音楽をセレクトする準備が整います。

────これまでに印象的だった新郎新婦とのやりとりがあれば教えてください。

大河内:
どの新郎新婦も本当に魅力的な方ばかりなのですが、邦楽をメインに流したいというリクエストをくださった新婦さんは、自分自身に新たな気づきを与えてくれたという意味でも印象に残っていますね。

────流す曲は基本的には洋楽がメインなんですか?

大河内:
決して邦楽がダメというわけではないのですが主役はあくまで新郎新婦なので、ゲストの方の意識が音楽に持って行かれてしまってはいけないと思っています。日本語の歌詞って、どうして気持ちを引っ張られる側面がある気がして。例えば「ああ、この曲昔好きだった人とよく聞いたな」とか(笑)。

────なるほど(笑)。

大河内
そういうこともあって、「邦楽を中心に」とリクエストいただいた時は自分の中でもかなり葛藤がありました。新婦さまとだいぶコミュニケーションを重ねて......結果的には、とてもいいプレイリストができたんです。このお二人をきっかけに、自分の中にあった邦楽への苦手意識や抵抗感がなくなりました。

────一度のウェディングで、80〜100曲使用するそうですね。

大河内:
そうですね。2度目の打ち合わせで、当日の流れに沿ってすべての曲を一緒に確認していただいて。そこでいただいた感想をもとに、最終形に仕上げていきます。最終形といっても、全体の20%くらいは当日の展開次第で内容を調整させていただくんですけどね。現場の空気を大切にしながら。

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────台本はあるけれど、やはりウェディングは生き物、ということでしょうか。

大河内:
新郎新婦やゲストの皆様に楽しんでいただくことはもちろんですが、クラスカのウェディングは、僕たち以外にもカメラやムービーなど何人ものパートナーが一つのチームになってつくりあげています。当日、その場にいる皆が心から楽しんでいれば、きっといい笑顔が記録に残せますよね。もちろん台本はあるけれど、もしかしたら予想していなかった素敵な「偶然」を、音楽の力で起こすことができるかもしれない。そのためにしっかりと準備をしている感じです。

────こうしてお話を伺っていると、大河内さんと新郎新婦との距離感は、担当プランナーに近いものがあるかもしれませんね。

大河内:
お二人のことをとことん知るという意味ではそうかもしれませんね。それでもやっぱり、プランナーさんとは役割が違うと思います。クラスカのプランナーさんは、クリエイターに対する理解があって自由にやらせてくれるのでありがたいですね。「自由度が高い」というのはクラスカのウェディング大きな特徴ですが、単に自由なだけだと収拾がつかなくなる(笑)。新郎新婦やゲスト、そしてウェディングをつくる僕たちパートナーが自由を謳歌できるのは、当日のサービスをはじめとした"きちんと締める部分"をプランナーさんがビシッとやってくださっているからだと思います。

────そう言っていただけると嬉しいですね。

大河内:
僕たちは、クラスカのミニマルでシンプルな空間に溶け込みつつ、かっこいいオブジェやインテリアのように存在していたいと思っています。「今日のウェディング、知らない音楽ばっかりだったけどすごく良かったよね」と思ってもらえたら成功ですね。




〈Profile〉

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大河内康晴
Yasuharu Ookouchi

「Sound Couture」主宰。「音の仕立て屋」として、さまざまな場でのサウンドデザインと、サウンドスタイリングを行う。

ウェブサイト:http://soundcouture.jp/


CLASKA WEDDING では、おふたりのウェディングのイメージやご希望に沿って、プランナーが中心となり多彩なプロフェッショナルたちとチームを組み、おふたりだけの "祝いのかたち" を作り上げます。ぜひ一度ブライダル相談会へお越しください。

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