BLOG BLOG CLASKAから送る日々のメッセージ

ってよく言われるのだけれどちょいと考えてみた。


あえて言うならデザイナーはコミュニケーションの主治医かカウンセラー。だから例えば、
グラフィックデザインは記号化されドイツ語で書かれた見るも美しい青インクの伝達カルテ。
プロダクトデザインは認可が下りて巷に流通する薬だな。多種多様だけれども。


人の気分を盛り上げたり、勇気づけたり、それこそ杖になったり。
共有性を大事にするもの。最大の共有に進むベクトル。
だから結果凡庸であれば凡庸なほど優れている。


てことは作品て言われてるうちはまだまだなんだなということか。


Posted by okji

さて、明日となりましたので、再度告知。フジロックに不参加な
都内滞留なみなみなさまに向けて。NGATARIのライブの見ものは
なんといってもボーカルのJessicaでしょうと。コンパクトなカリスマ性が、
とても今的な気がします。小さくても空気は十分に震えるという。
ライブ後はまったりとラウンジ営業していますので、どうぞ気軽に
立ち寄っていただければと思います。今週の終りに、祝杯をあげ
ましょう。


Posted by dan-uskb

レストラン貸切営業のため、下記の日程につきまして営業時間を変更させていただきます。
ご理解いただけますようお願い申し上げます。

7月19日 (土) 7:30 am - 11:30 am
7月20日 (日) 7:30 am - 11:30 am, 23:00 - 26:00
7月24日 (木) 7:30 am - 23:00 フードラストオーダー 22:00- ドリンクラストオーダー 22:00
7月25日 (金) ライブイベント NGATARI(ガタリ) ミュージックチャージ (22:00-23:15)1500円
7月26日 (土) 7:30 am - 11:30 am, 23:00 - 26:00

Restaurant & Bar KIOKUH

Posted by press

朝からプレゼンの準備でPCの画面とにらめっこしながらもの凄く集中してたところ、遠くの方から、というか少しずつ意識の中にかん高い『ピーピー』という音が入ってきて、しかもそれはどんどん尋常じゃないくらいの大きな音になって集中も途切れ「あーもやかましーっ」と窓の外に目をやってみれば、ツバメさんが窓の1mくらい先をピーピーと慌てふためいた様子でグルグル旋回飛行していて、?と思う。


こんな高い所でしかも人がいるってのになんでまたピーピー言ってんだろうなと考えていたら、目線の少し手前、窓枠に隠れた向こう側で何か黒い物の動く気配を感じゾクッとして(家の中の壁をゴキブリ王子がスッと走るときのゾクッと一緒で無生物の中に突然の生物の気配というのはなんだか恐ろしい)恐る恐る覗いてみたら、なんと5羽のツバメのこどもたちが窓枠に奇麗に整列し、つぶらな瞳で心細そうな表情をこしらえてこちらを見ていてまた、?と考える。


「えーっとなんでしたっけ?」って。
「巣立ち中?」みたいな。
「なるほど休憩中ねっ」


と納得して季節を感じ朝から縁起がいいぞと喜んではみたもののさっきからピーピーとやかましい鳴き声は続いており、その声の主はその子達のお母様だということは理解できたのだけれど、


「あんた達はやく飛びなさいっ!」
「人畜生にトッ捕まって焼き鳥にされるわよ!」


くらいにやかましく聞こえて、でもこどもたちは飛行訓練の疲れと高所の恐怖や目眩と得体の知れぬ生物との突然の接近遭遇とで完ぺきにフリーズしてしまっておりただただこちらを見つめ続けるしかなく、まあ少しうるさいけどゆっくり休んでってくだされと思いまた画面と向き合ったがしばらくして、!と思いたった(って遅いけれど)。


人の行為とはほんと殺気に満ちているというのか、余計な動きが多いというのか、愚かというのか、
一丁記念撮影!デジカメを取出して椅子から立ち上がりぐっぐっと窓に近づいた途端
シャッターの切られるスピードよりも早く彼ら彼女らは飛び逃げ去ってしまった。


「あっ、やっぱ飛べんだね、凄いね」


<

Posted by okji

2008.07.13

金継ぎ!

日本は室町時代から始まったといわれる、金継ぎ技術のことを皆様ご存じですか?
元々茶道の世界で欠けた碗さえも繕うことにより美しさを感じ、新たな『景色(繕った箇所をこう呼ぶそうです。)』として
楽しんでいたといわれます。
その後は資格が存在しない、親から子に伝わるお作法の一つとして、長く日本の生活の中に存在していた金継ぎ、
ものを大事に使う日本ならではの技術ですが、すっかり日常生活から姿を消してしまいました。
CLASKAでは、レストランで使うお皿が欠けたら、こうして金継ぎで補修して使っています!


それではどうやって金継ぎをするのか、少しだけここでご紹介します。
今日はひびの修正のお話。

まず、必要な道具を揃えます。金と混ぜるのは漆と漆薄め液。いずれも東急ハンズなどで購入できる
そうです。


次に、小さなお皿に金、漆、漆薄め液を入れ、混ぜていきます。


次に、ひびが入っているところにぽんぽん、と叩くように金をつけていきます。ポイントは、筆を立てる
ことだそうです。


もし失敗したら、薄め液でふき取れば大丈夫。乾かない限り、何度でもやり直しが可能です。
そしてそれが発展していけば、そこから模様が生まれ、アートとなります。
今日もこんな風に、枝をつけてみました。


そして驚くことに、金継ぎは木やガラスにも応用できるのです!ちょっとしたことで、逆に
お上品なお皿に早変わり。



CLASKAでお食事をされる際には、ぜひお皿にご注目ください。同じお皿が、一つ一つ丁寧に
補修された金継ぎで、まるでアクセサリーが付けられたようです。
どんなお皿に出会えるでしょうか。


Posted by sengoku

2008.07.10

鉢植えの蓮が

パーティーで使用されたあとつぼみの状態のまま枯れようとしていたのでなんとかなんねえかなと思い
カッターナイフでサクッと切ってみたらなんとびっくり茎の断面までレンコンの形をしていて驚いた。




とはいえレンコン自体本来は根っこじゃなくて地下茎だと習ったな。ストローにすることもあるらしい。


開く前の葉もまた面白い。





このかたちを見ると比叡山延暦寺の千日回峰行の行者がかぶる蓮華笠を思い出す。





これは未開の蓮華ということで悟を開こうと修行する僧侶にはうってつけのモチーフだなとなるほど納得。
この行を達成した僧侶は大阿闍梨と呼ばれるようになるらしいが京都名菓の阿闍梨餅のかたちはそういや笠をモチーフにしてるって聞いたことがあるがそれとも繋がっているのかな??


開いたら開いたでまたかわいらしい。




これはむかしあるボトルのかたちのモチーフに使った。ちょっと自慢。





葉っぱは撥水力抜群!
水滴が葉っぱの上で水銀がころがるようにプルプル転がる。




これはとても楽しい。
遠心力を使って溢れ落ちないギリギリまで水滴をくるくる転がして10分くらい遊べた。


蓮ひとつでいろんなことが出てくる。まだまだいろいろある。
ちなみに蓮と睡蓮は別物。




Posted by okji

CLASKA 2Fのショップ"DO(ドー"のblogが始まりました。
ドーで扱う商品の話題を中心にショップスタッフの声をお届けします。
ぜひブックマークあるいはRSSリーダーへの登録をお願いします。

ウェブストアの取り扱い商品も随時拡大中ですので、どうぞご覧ください。

Posted by dan-uskb

2008.07.08

虫歯

最近、歯医者に通っている。


虫歯をほったらかした僕が悪いのだから、
どんだけ歯をDIGられても文句は言えない。






チクショー!!




今日はこれから映画「TOKYO!」の試写会にいってきます。楽しみ。


TOKYO!公式サイト


Posted by horiuchi

7/25(fri)にCLASKAでNGATARIのライブがあります。ちなみに今週末は7/11(fri)は
高円寺の円盤でライブをやるそうです。高円寺の円盤とCLASKA、このあたりの帯域の拡張が
2008年のCLASKAらしくもあると思うのですが、いかがでしょうか?


NGATARIのヴォーカル、Jessicaをこのタイミングで目撃しないのだとしたら、東京で
生活する意義も半ば無効という感じですので、ぜひいらしてくださいませ。
たぶんJessicaが吸って吐きだす空気がいま一番テンションの高いそれだと思います。
イタリアでのライブ旅行から帰ってきたばかりということで、どんな変化があるのかない
のか、個人的にも楽しみです。金曜の夜だし。


NGATARI Web



Posted by dan-uskb

2008.07.06

せんとくん

代官山で発見!





Posted by horiuchi


洞爺湖サミットも目前に迫り、テレビや新聞では環境問題についての話題が何かと多い
今日この頃。環境問題が「人類」にとって切実な問題であることには間違いありません。
ただ「衣食足りて礼節を知る」とはよく言ったもので、日々の生活や心の平静があって
こその環境問題、「私」にとってはまだ二次的な問題でしかないのが正直なところ。


そもそも二酸化炭素の排出が地球温暖化の要因であるとか、何の疑いもなく信じている
にもかかわらず、その理由や根拠については何も知らないわけですからよく考えたら
恐ろしい話ですよね。政府やえらい学者が言っていることだからきっとそうなんだろう
とか、南極の氷がどんどん溶けて白熊が途方にくれているような映像を毎日見せられて
「ああ大変だ、地球は大変なことになっている」といった程度の認識なわけです。
キーボードを叩けば何でも簡単に情報を入手できるような状況が、「知ってるつもり」
という実はなんにも知らない状態を再生産し続けている。
人はますますモノを考えなくなるばかり。間違いなく私もそのひとりでしょう。


という知ったようなことを書いているのも、養老孟司さんと生物学者の池田清彦さんによる
「ほんとうの環境問題」(新潮社)という本を最近読んだからです。環境問題ド素人な私
にとっては目からウロコな話がたくさんあってとても興味深い一冊でした。


地球温暖化問題にしても、その原因が本当に炭酸ガスの排出量だけの問題かといえば
決して明確にそれを証明するものはないそうです。原因の一つではあるが唯一の理由では
ない。にも関わらずそうと決めたらもうそれに向かってまっしぐら。環境庁は毎年一兆円
もの予算を組んで温暖化防止に取り組むという話になる。むろんその予算は税金によるものです。
それが事実なら(事実だそうですが)どうしてこんなおかしな話がまかりとおってしまうのでしょうね。


だいたい地球の気温というものは有史以前から温暖化と寒冷化を繰り返してきたわけで、
例えばあの巨大な恐竜が生息していた中生代白亜紀(約一億年前)は今よりはるかに気温が
高かったと言われています。逆に言えばあのような巨大な生物が生息できる環境が豊かでは
なかったとは考えにくいですよね。とにかく地球の気温は人間の存在に関係なくこれまで
上下してきたわけです。


本によれば今切実な環境問題とはつまるところエネルギー問題と食料問題だそうです。
日本のエネルギー自給率は約20%、食料自給率は40%程度だといわれています。
資源外交などという言葉もありますが、外国への依存度が高い日本はこの先どう考えても
分が悪いのは明らかですよね。


この二つの問題を今後どうするかが今の日本にとっては最も切実な問題であるはずで、
未来に向けてどうやってエネルギーを確保しながらも同時にそれをできるだけ使わない生活
を実現していくか、そして食料の自給率をどう高めていくかをまずは議論、検討、実践して
いくことが急務。そういう大事な話をどうして国や政府は国民にしないのでしょうか。


とはいえデパ地下に一歩足を踏み入れると、そんな考えが一気にで吹っ飛び、「ああ日本は
なんて豊かな国なんだろう」と思ってしまうから本当に困ってしまいます…。




「大型生物の大量絶滅が起こるのはいずれも地球が寒冷化するときである」

Posted by okuma

2008.07.05

デデ!

おとといDE DE MOUSEのメジャーデビューライブを観にWOMBに行ってきました。


YMCK, Buffaro Daughter, Handsomeboy Technic, HALF BYのあとに
登場したハイテンションDEDEくんは自身のメジャーデビューライブを
心から楽しんでいるように見えました。
そしてこの日のために半年かけて準備をしてきたavexのkeyossieくんも
会場を埋め尽くすファンの数にほっと胸をなでおろしたことでしょう。
keyossieくん、おつかれさま!


これからkeyossieくんと打ち合わせにいってきます。
音楽イベント続々企画進行中です!




最近、家でもかけてます。おすすめ。

Posted by horiuchi

2008.07.04

イワシ!

今日のRestaurant & Bar キオクの厨房では、届いたばかりの新鮮イワシたちを使った
料理のお試し会が開かれておりました。左のイワシが右のハンバーグに!
今日はオイルサーディンをはじめ、つみれやハンバーグなどが試作されました。
レストランメニューに加わるかも?しれません。


Posted by sengoku

2008.07.03

EURO2008

ロベルトバッジョの引退と共にサッカー観戦を引退した者なのですが
今回のEURO(ヨーロッパ選手権)は何度か知り合いとテレビ観戦する機会が訪れまして、試し見してみました。


しかしながら、やはりといいましょうかそうそう醒めた状態からは元には戻らないものだなと、なんとか不全症候群みたいな心境で球のいったりきたりをぼーっと見ながら遠い昔を懐古しておりました。


ガキの頃(82年くらい)は海外サッカーのテレビ放映なんかはたんまにしかなくて、いざ録画でもダイジェストでもあろうものなら必死で画面に食い入ったものなのですが、今のように映像が鮮明でもないし多角的でもないにも関わらず、汗の匂いとかピッチの匂いとか抜群に伝わってきてたなと、スタンドで暴れるオヤジ達の日常を想像してその背景に興味が湧いたし、平らな画面が凄くデコボコしているように感じたけれど。


いつの日からか、いつでもどこでも見れるようになって、グランドのまわりがバナー広告みたいなので取り囲まれるようになり、監督が目立つようになり、ただのゲームというサッカーしか見れなくなった。ローラー車が通った跡?後?のように真っ平らな状態になった。匂いもしないしリアル感もない。


これって村上が解説するところの「イノセンスの喪失」かしら?
チームプレイなんだけれど、その中で "ただひとり別次元で遊んでいる" その人に興味があっただけなんだろうな。サッカーっていうスポーツにじゃなくてそれを囲んでいる人達の日常に興味があったんだろうな。








スペインのブトラゲーニョ。
むかしはミケランジェロのジュリアーノ像に似てるななんて思っていたけれどそうでもなかった。

Posted by okji

わーブログ久々。


27日(金)に行なったW+K東京LAB「TOKYO.点」のオープニングパーティー。
「TOKYO.点」は「東京」をお題にした、世界中の42のアーティストのアートワークによる
ハイブリッドなエキシビションです。6/27から7/27までCLASKA 2Fのドーを中心に
いろいろな場所で展示をしていますので、ぜひ皆さんお立ち寄りを!


それにしてもパーティーは盛り上がりました。
500名くらい来たのかな。
来て下さった皆さん、ありがとうございました。
こんな感じでした↓




2Fドーでの展示風景




DJ: WOOG(W+K) & JAMAPUR




MERCEDES(W+K)




最後はDJ UPPERCUT






僕もまた、仕事を忘れて楽しんじゃいましたー

Posted by horiuchi

6月27日金曜日の21:00-22:00の間、TOKYO.点オープニングパーティーのライブ中継を行います!


「TOKYO.点」の展示会情報


通常のライブ中継と比べ、びっくりするようにきれいな画質です。もうすぐリリース予定のSeeLiveを
今回特別に使用します。時間が来たらこちらのサイトから、ライブで様子をご覧ください。
真ん中の画面の部分をダブルクリックすると、スクリーンいっぱいに映像を観ることができます。



⇒オープニングパーティーライブ中継


(この真ん中の部分に時間になるとCLASKAの様子が写ります。)
世界初一般回線でハイビジョン中継 
  提供 DideoNET-JAPAN www.dideonet.co.jp





Posted by press

2008.06.26

2010年

といいますとまだ少し先のことで想像がつきにくいかもしれないのですが、
平城京に都が遷され1300年を迎えるそうです。1300年てのも想像しにくいのですが・・・。


そんなことを何で知り得たかといいますと、
ネットでニュースを見ていたら「平城遷都記念 第3のキャラクター登場!」と出ていたもので、
ちょっと気になってのぞいてみたのですが、どうやら事情が熱いようです。


まず4月、オフィシャルに せんとくん が発表されます。







しかしながらその評価が賛否両論で
5月になるとクリエイターの有志からなる団体が まんとくん 
というキャラを擁立します。すかざずカウンターを合わせたわけです。






オフィシャルチームはまんとくんを弟分というポジショニングで寛大に受け入れ、
タッグを組んでお互いどんどん盛り上げていこうと話は落ち着いたかに見えたのですが、



今月になって なーむくん 
なる刺客キャラが奈良の僧侶の有志チームから送られてまいりました。
見えないところから突然とんでくるアッパーかフックか。






と、異種格闘技さながらの光景が目の前で繰り広げられております。
結果いろんな人が注目するわけですから「遷都1300年」ということに対しては
バッチリ効果ありですね。商売的には今後も紆余曲折があるのでしょうが・・・。



ということで第4のキャラをリングに上げるべく私も暇つぶしに考えました。
その名も ふんコロちゃん
奈良といえば鹿。鹿といえばプン!若草山の緑からできたプン。奈良公園に行くと沢山見れます。
あんなに大量にある物、エコの観点からも見逃せません。そんなプンの伝道師です。







合掌。

Posted by okji

シャネルのモバイルアート展に行きました。
ザハ・ハディト設計のパビリオンが何かと話題になっていますね。
ハディトと言えばかつてはアンビルドの女帝として実現不可能な建築を設計することで
知られていましたが、近年のコンピューター、建築技術の大幅な進歩と、ハディトの
アーティスティックな作品に対する評価(最近のアートバブル的状況が後押ししている
という背景も多少はあるでしょう)のいっそうの高まりとともに、90年代に入ってから
少しずつ彼女の建築は実現するようになってきました。
ヴィトラ社の消防署は彼女の出世作でもあり私も好きな作品のひとつです。


前置きが長くなりましたが、それで展示会自体はどうだったかというと、確かに完全定員制で
MP3プレーヤーでガイダンスナレーションを聴きながら鑑賞するという体験は斬新かつ新鮮
ではありましたが、最近歳のせいかすっかり現代美術に対しての不感症が進行しつつ
ある私にとって、特別な感動や刺激はなかったというのが正直なところです。
それ以上に気になったのは、下世話かもしれませんがこのイベントを実現させるのに一体
どれほどのお金が必要だったのだろうかということ、またそれを実現させてしまうファッション
の世界のダイナミズムです。
全ての作品を新たに発注し、それらを見せるための美術館を一からつくり、その建築ごと世界を
旅してしまうという壮大な計画は、当然それにともなった壮大なエネルギーと費用がかかります。
香港からスタートして最後のパリまで6都市を回る中に東京が含まれている。
むろん東京/日本がシャネルにとって重要なマーケットであるからに他なりません。


ココ・シャネル以降、豪奢な貴族たちに代わりアーティストを支え、また利用もしてきたのは
他ならぬうファッション界の人々です。もちろんファッション界はあしながおじさんではありません。
支援には当然理由があります。またアートも切実にその支援を求めている。
改めてその事実を目の当たりにした気がしました。
ファッションとアートの蜜月はまだまだ続くのでしょうか。
いつかファッションの世界が斜陽を迎えるとき、アートは共にその存在感を失っていくのでしょうか、
それともアートはやっぱり新しいパートナーを見つけるのでしょうか。
きっと後者でしょう。アートは見かけによらずしたたかですから。



Posted by okuma

今月来月と行われるフラフープ教室からのレポートです。
先生は真中に写っているDeanne先生です。フラフープのライセンスを取得されている日本では数少ないインストラクター。
フラフープというと、昔小学校なんかでまわした記憶がある方が多いかと思いますが、ここでやるのはまた全然違います。音楽に合わせて、フラフープを操りながら踊るダンスのようです。
いらっしゃったら、まずは好きなフラフープを選びます。とってもカラフルでかわいい色合い!

お腹でまわすのは基本中の基本。教室では、手でまわしたり、くぐったり、いろいろな技を教えてもらいながら、音楽に身を任せクルクルやります。Deanne先生は、セクシーポーズを決めながら
見事にフラフープを操ります。それを見ているだけでもわくわくします。

初心者でも全く問題なし!意外とできるものなのですね。そしてすごく良いエクササイズになります。
そして意外や意外、はまるんですね!ちょっと運動不足だと感じる方、ぜひ次回、参加してみてください。
終わった後は、なんとなくお腹もすっきりした感じ?!次回は7月22日です。


Posted by press

本日から森アーツセンターで始まる「シュウ ウエムラ展」のプレビューに行ってきました。
シュウ ウエムラというと、学生ぐらいに結構ブームになった記憶が。
私も化粧水などを持っていたことがあります。カラフルなボトルの綺麗さが、当時はすごく新鮮だったのを覚えています。ミラノの高級ブランドエリアなんかにもお店があって、へー、海外でも知られてるんだ。なんて思ったものです。

ブランドが立ち上がり、今年で25年目に当たるそうです。展示会ではシュウ ウエムラの生い立ちから始まって、ブランドの最近の活動まで見られるのですが、別にここでやらなくても。。なんていけないことを思いつつ、でもとにかく今までどれぐらい世界で評価されていたのかなどまったく知らない人も多いと思うので、こんなすごい日本人がいるのかー。ということがわかっただけでも行く価値はあるということでその意気込みはとても伝わりました。

一番印象的だったのは、Autumn/Winter 2008-9のVictor & Rolfとのコラボレーションで出来上がったメイク。まつげが最高に素敵です。


どの雑誌をみても、化粧品特集は山のよう。ファンデーションなど、本当にその進化は目覚ましく、女性の美への追求のために技術や研究が進められる様な、実用的なインダストリアルプロダクトがある一方で、25年前に作られたもっとアート的な感覚で存在する彼のメークや化粧品は、気分が軽やかで楽しくなって、色が本当に綺麗で、そういうコンセプトがVictor & Rolfのような今のモードともちゃんと通じているというのが、日本人としてはやっぱりうれしいなぁと思いました。

Posted by sengoku

後輩が、念願だったらしい "コント界" への進出。その一歩を踏み出そうとしています。


ワクワクドキドキの相談があるのでというメイルが届き、お好み焼きを食うならという条件と引き換えに渋々お話を聞きに行きましところ、何やら恥ずかしそうに、でもこれまでに見たこともない笑顔と目の輝きをもって上記の告白をしてくれました。


「えへっ?お前そんなとこに興味があったの????????」


という具合に、聞いたところでこちらとしては何を冗談おっしゃるとばかりに軽く失笑していたと思うのですが、顔を真っ赤にしてコント界への思いや馴れ初めを話してくれている姿を見るに連れこれは真剣に聞いてやらねばというスイッチが入り、全く参考にならない己なりの意見を述べることしばらく、カバンをごそごそしだした彼女は


「み、み、見ます?読みます?」


と、台本をドキドキの顔をして取出し渡してくれました。コンピュターで奇麗に左から右に打ち込まれた文字を見て、台本は縦組みだろと思いつつも恐る恐る読み始めたその中身は、どうやら誰もが経験した(する)ような青春のいちシーンなのだなという見当はつくものの、どこで笑っていいのやらちょいと見当もつかず、解説を求めるのもなんだし、まいったなと思いながらしばらく、発起してビールをグイッと呷り


「青春ね、いいじゃん」
「どんな偉大な漫画も第一巻を見返してみると絵も下手くそで、ストーリーも洗練されていないもんだしね」


と、繕いながらちらっと見た彼女の目は、希望を捨てるような気配のかけらさえも見せる素振りもなく、それどころか、台本を人に見せたっ!という満足げな表情に変わっているわけで、これって、今までだとちょっとした指摘にもへこみを見せる彼女からは想像もつかない展開であって、あれあれ?本気?と困惑しておりましたら、今度はこともあろうに


「私愛されたいんです!」と。
「コントを通して人を幸せにして、そして愛されたいんですっ!!」と。


その勢いに溺れそうになりながら、でもそれって全く純粋な動機で、そこまで饒舌にさせたり、思い切らせたりすることに出会えたのだなと、とても幸せな気分に浸らせてもらいました。


プロでもアマでもなんでもいいから早くファンを作って、50人超えるようになったら是非クラスカのイベントスペースでお披露目してみんなに愛を振りまいてくだされ。応援しております。




「続編乞うご期待!」

Posted by okji

秋葉原で起こった無差別殺人、岩手・宮城の内陸地震。
これは極端な例外状況なのかもしれませんが平穏だった人生に突如として
思いもよらない悲劇が襲いかかるということは、よく考えれば誰の身にも
起こりえることです。


先日「シークレット・サンシャイン」という韓国映画を観ました。
監督はイ・チャンドン、主演はこの映画でカンヌの主演女優賞を獲得したチョン・ドヨン。
夫を亡くし、都会を離れて幼い息子と地方都市に移り住んだばかりの主人公シネに予告
なく訪れる突然の悲劇。生きる意味を見失い、心乱れ、苦しみ続けながら必死に救いを
求めようとする主人公の姿は、程度の差こそあれ現代人が少なからず抱いている葛藤を
象徴しているように思えてなりませんでした。人生というのは過酷です。
http://www.cinemart.co.jp/sunshine/


宗教や地域共同体、あるいは家族といった近代以前の社会がもっていたある種のシステム
から解放され現代人が手にしたものは、次から次へと目の前に迫ってくる「選択」の毎日、
つまり「自由」という名の監獄、などと言うと少し大げさでしょうか。
でもそのような時間を過ごすということこそ、今を生きる人たちにとっての
「フツーの人生」だと言えないでしょうか。
一見、何不自由なく毎日を送っているようでありながら、「生きる意味」を探し、
問い続けなければいけない人生というのは決して幸福ではないですよね。
かといって思考停止な人生というのもいかがなものか。
うーん、やっぱり生きるって難しい。



Posted by okuma

ブログをご覧の皆さん、こんばんは。堀内です。


okji氏のブログに乗っかってみます。
昨日のCLASKAは男前で溢れておりました。




小学館DIMEとナショナルのイベント「男前養成講座」の会場風景


ゲストにはIKKOさん・山田美保子さん・中西哲生さんに
お越しいただきました。「男前とは」の問いに対する熱いトークは2時間続き、
ご来場いただいた皆さまは終始、男を磨かれておりました。
イベントを担当させていただいた僕も、イベント終了後にはちょびっとだけ
男前に変身しておりました。






イベントの様子は今日たくさんの番組でオンエアされたようで、
関係者の方々もホッと一息ですね。
大成功に終わった今回の「男前養成講座」ですが、
今回のイベントの関係者の皆さん、おつかれさまでした。
皆さんほんと男前な方ばかりで、忙しくも気持ちよく仕事ができましたね。
また是非CLASKAで一緒にやりましょう!



Posted by horiuchi

と先週酒を飲みながら親友が発したその言葉。
どうやらそれは単にいわゆる女性を修飾した形のものではないらしい。
彼の定義によると男性とはそもそも女性の変異だということだ。


「俺たちは男になることを託され放り出された」
「え?誰に?」
「神様に」
そういうことらしい。


確かに初期の胎児の染色体は全てXXだと聞く。
どんな理由かは知らないけれど突如XをYに変えられて
「お前は男になるのだっ!」と送り出されているようでもある。


風邪で学校を休んだ次の日、登校してみるといきなり学園祭の劇の主役に決まっていたかのように
突如にわか演出家に台本をほうりわたされ、わけのわからぬまま台詞を棒読みし始める。
そのうちその気になって饒舌になり演技にのめり込む。
風邪で休む前までの己が何者であったのかさえも忘れて「らしさ」を追求しはじめる。


むなしい性である。男が虚勢をはるとはそういうことだ。
ちなみにその親友は男から見てもはっきり男前!と断言できる男。笑える話しである。




Posted by okji

先週まで神奈川近代文学館で開催されていた澁澤龍彦回顧展に行きました。
小規模ながらなかなか見応え、読み応えがあって楽しめ大満足。
彼の文学作品以上にスポットが当てられていたのが、サロンとしての澁澤邸です。
博覧強記でサービス精神旺盛な主人と個性的な客人によって生まれるアトモスフィー
たるや相当なものだったのでしょうな。サロンに参加している人たちにとっては
知的で甘美でばかばかしい、つまり本当に贅沢な時間だったに違いありません。


澁澤には「幻想の画廊から」といういかにも澁澤らしいと言いたくなる画家たち
を紹介している著作がありますが、なかでも最も好きな画家だといってはばからないのが
スウェーデンの幻想画家、奇才マックス・ワルター・スワンベリです。
ただこのスワンベリ、日本ではほとんど知られていないせいか作品集を入手するのが
本当に困難。唯一日本語でテキストが書かれた作品集が1976年に河出書房から出版された
シュルレアリスムと画家叢書というシリーズの一冊。
澁澤先生が自ら著者としてペンをとっておられます。




この本はるばるスウェーデンからやってきました(和書なのに!ネットは便利です)。


数年前までよくスウェーデンのマルメという街に家具や雑貨の買い付けに行って
いたのですが、そのマルメこそスワンベリが生涯過ごした街。
なので勝手にご縁を感じています。
澁澤はスワンベリの絵を「ひたすら陶酔に誘ってくれる絵」だと言ってますが
残念ながら私はまだその域には達しておりません。

Posted by okuma

週末土曜日に、筑波の高エネルギー加速器研究機構(KEK)に見学に行って
きました。ラッキーなことにハードコアに理系な博士のみなさまの訪問に便乗
しつつ、ひさびさに科学のロマンっぷりを思う存分堪能しました。ここでは宇宙
の始原の謎を解く、という異常に壮大なミッションが取り組まれているのです。
ここまでの規模・予算感で、探究心の赴くままに仕事を追求できるあり様
には痺れるものがあります。反物質の行方を探るとか、約250km離れたスー
パーカミオカンデに向けてニュートリノビームを射ち込むとか格好良すぎでしょう。


周長3.016kmの粒子加速器をまじかで観察したのですけど、巨大工場のような
規模感でも、これ観測機器だから痺れます。アウトプットとしてプロダクトを生み
出すでもなく、現象を発生させてそれを観察・検証するのが目的ですからね。
パッと見、設備もすごい入り組んでいて、ふつう工場っぽいところだと徹底される
ような、見える化もゼロ。すべてのノウハウは人間側に納まっているのでしょうね。
それで回っちゃう現場がすごい。


ピラミッドや万里の長城といった人類史に連なる21世紀の建造物を、22世紀に
なってからピックアップしようとするなら、ファッションブランドの御用聞きと化した
ような建築家たちの仕事でなく、まちがいなくKEKやヨーロッパのCERN/LHC
とかが選ばれるのでしょうね。うむ。


Posted by dan-uskb

CLASKAに来たオーストラリアンTVクルーにMILEさんを紹介するため、明日まで東京デザインセンターで行われる展示会へ彼らを訪ねに行きました。
MILEは某電気メーカーでばりばり活躍される若手エンジニアとデザイナーの合計三人のデザインユニットです。デザインとテクノロジーの融合を、彼らの情緒的なアイディアで毎回見事に作品に落とし込んでいます。本当に気さくでユーモアのセンスを持ち合わせた方たちで、ポッと心を暖かくしてくれるそんな作風にはまさに彼らの性格がそのまま表されています。そしていつも「女の子にもてたい!」というのも大事なコンセプトにしてると聞くんですが、彼らの常にロマンティックな作品はバッチリ乙女心をつかんでると思います。

今回の展示会は、4月に行われたミラノサローネで出展された3作品が紹介されています。その中で私の心を最も動かした作品がこちら、"crossing ribbon"という名の時計です。


この時計、針がありません。時間、分、秒の三つの光が周りのフレームから中央に向かって放たれます。アイディアは、朝のカーテンからこぼれおちる光の情景から思いつかれたそうです。
光操るプロダクトというのは、私にはとても今っぽくてしかも日本っぽいと感じるのです。
ミラノで行われたサローネファニチャーフェアーでもとても評価を得た作品らしく、世界のデザインショップに並ぶ日もそう遠くなさそうです。見たいというかたは、明日までですが東京デザインセンターへぜひ足をお運びください。

MILEのホームページ
東京デザインセンターでの展示会情報

Posted by sengoku

2008.06.05

タイムマシン

春になってからお亡くなりになられた先輩方が何人かおられます。箱をいくらひっくり返しても、書類をいくらパラパラとしても、ベッドの下の物を全部ひっぱりだしてもみつからないパズルの最後のピースのようにポカンとそこだけ白い抜けが出ます。その時初めてその色が何色だったとか、どういう形をしていたかだとか、そういう想像をしてしまうものです。そしてあの時こういう話しをしておけばとか、もっともっとこういう話しをしたかったとか思ってしまうものです。


挙句、「タイムマシンッ!」まで想像し、「でもそんなのねーよ」とあたりまえのツコッミを自分で入れ、ダイニングテーブルの上の籠の中に静かに納まっているメロンやキウイのようにただ黙って何も考えず時間を過ごしてみたりもします。


タイムマシンは理論的な研究が継続的におこなわれているようですが現在のところいたって黒に近いグレーのようです。有名な物理学者ホーキングも「現時点に未来からの時間旅行者が現れていない」こと自体がタイムマシンの存在が未来にもない証拠としてやや否定の立場をとっているようです。
そりゃごもっともだなと思いますね。歴史もなくなっちゃうし、とっくに自身もいねえはずだよなと。


ただ、意志とか記憶は過去には持っていけないけれど未来には持っていけるな。頭の中の中心にカプセルを作ってそこに放り込んで、また未来のどこかでパカって開いてみる。明日開いてもいいし、死ぬ間際でもいいし。みんないろんなカプセルを運んでるんだなと思います。


今日はしみじみ。10年後、アリん子の頭がカパっと開いて中からとんでもないおっさんが「よいしょ」って出て来るのを想像しながら。




2年前Mさんと作ったスノードーム


Posted by okji

イラストレーターの阿部マリーさんは私の数少ないご飯友達のひとり。
先日もマリーさんの本拠地である上原のル・デパール(大人の店ですなここは)
でおいしい食事を楽しんでいたのですが、シニカルトークに少々飽きがくると
いつも必ず話題に登るのが我らがアイドル、ソール・スタインバーグ大先生のお話。
そもそもマリーさんともスタインバーグの本がきっかけで親しくなったのですが、
さすがの辛口女王もスタインバーグには常に最大の賛辞を惜しみません。


ルーマニア生まれのスタインバーグは母国で心理学に社会学、その後ミラノで
建築学まで学んで1941年にアメリカへ移住し漫画家、イラストレーターとなった
変わり種ですが、確かに作品を見るとそういった経歴が色濃く反映されているのが
よくわかります。移住後は雑誌「ニューヨーカー」のスタッフとなり、数々の表紙の
イラストやカットを数多く手がけ、いちやくその世界の時の人となっています。


「漫画家」とカテゴライズされることも多いスタインバーグですが、彼の描く絵は単なる
カリカチュアを越えた、デッサンによる文明批評とでも言いたくなる大人の作品で、
その芸術性の高さはニューヨーク近代美術館やパリのマーグ画廊で個展を開催している
ことからも明らかです。軽妙洒脱、シャープでエレガント、でも素人にはわかりづらい
だろうと思わせる点が、また玄人を自称する大人たちの感性を大いにそそってくれる
というわけです。私もそのいやらしい大人のひとりということですね。


そんなスタインバーグ信奉者である私がいつもマリーさんに自慢するのが次の
ポートレート写真。これはCOWBOOKSの松浦弥太郎さんがかつて赤坂にあった店
「ハックルベリー」の奥で最初の本屋さんをやっていらしたときに譲って頂いたもの。


この写真を撮ったのはマグナムに所属していた女流カメラマンのインゲ・モラス。
とっても大事にしているのですが、先日同僚の牛久保君から青山のCOWBOOKSで
スタインバーグの写真が売っていたという情報を入手。「なんだまだ残ってたのか」
と内心思いつつ、いてもたってもいられなくなった私は早速行ってもう一枚、
どうしても我慢できずに買ってしまいました。それが下の写真です。


おなじみのマスクをつけ、ニューヨークのビルの間の中庭に佇むスタインバーグです。


とこんな調子なので私の狭い部屋はどんどん浸食されてしまうのでした。

Posted by okuma

ブログをご覧の皆さん、こんばんは。堀内です。


雨が多い毎日で、チャリ通勤の僕には辛い毎日です。
こんな天気にもかかわらずCLASKAに足を運んでくださる皆さま、
いつもありがとうございます。
雨の日にCLASKAにお越しになる場合は、学芸大学→徒歩コースよりも
目黒駅→バスコースがおすすめです。
朝だったら車窓から例のインド人のおじさんが見えることでしょう。(5/13のブログ参照)


現在3Fで復活開店中の松澤さんのカフェ「petit cul / プティ・キュ」。
なかなか行くタイミングがなかったのですが、今日行ってきました。
頼んだのは評判のチーズケーキとコーヒー。
すげーすげーとは聞いていましたが、
出てきた瞬間ぶっ飛びました。








「なんてオサレなんやー」




チーズケーキはその名の通りプティサイズで上品だったし、
暖くんがうめーうめーと言っていたコーヒーも絶品でした。


皆さん、1F kiokuhでのランチの後にでも寄ってみてください。
petit culネタ、大熊さんとかぶりましたが、そんだけ良いってことです。




おいしかったといえばこれも。経堂のお好み焼屋「八昌」。
もちろん広島風(広島出身です) 僕はマイノリティのうどん党。
サイン帳のすきなたべものコーナーには「お好み焼(広島風)」って書くことにしています。

Posted by horiuchi

2008.06.03

Yellow閉店

最近、昔よく行っていたクラブが無くなり始めていて、去年末は恵比寿
MILK、今年は6月いっぱいでYellowが閉まるという。


Yellowは自分世代のど真ん中のパーティー(田中フミヤDistortion,etc)
もあった一方で、どちらかというとNYCハウスが中心の微妙に、ごく
少しだけ年長世代の微妙に業界臭い人たちのお店だったという印象
もあります。


今そういうお店って、ル・バロンということになるのでしょうね。そういう
会員制のお店じゃないと、雰囲気が保てない、あるいはハイプが演出
できないっていう状況が、すごく2008年っぽいなと思います。しかも、
そこが息苦しい感じの閉鎖的な(偏見?)パリの音楽シーンと密接という
ところにも何か必然性を感じてしまったり。


僕の親しい友達で中学時代にDEE LITEのライブ見たさにYellowへ侵入
入場果たして、最前列でLADY MISS KIERにキスしてもらった人がいる
のですけど、今だとこういうことが起こる場所はあまり無さそうです。
911以前というには大袈裟すぎるにせよ、開かれつつもある種の空気
が保てた風通しの良い場所として、NYCという街のイメージを借用しな
がら続いていたYELLOWという場所は改めて貴重なところだったのだな、
とこのエントリーを書いていて再確認しました。


うーん、まとまりがないけどアップロードしてみる。



Posted by dan-uskb

2008.05.29

怒濤の10日間

ここ最近は制作モノの依頼が一気に重なりろくに家にも帰らずただひたすら作業の日々でした。こういうことは定期的に訪れていつもその期間が終わる度に「今度は楽にやろー」って思うんだけれど、しかしそれは高校の部活の試合帰りに食べた、というより呑み込んだ、一度に無理矢理喉に詰め込まれたラーメンと餃子とチャーハンの「ギュウギュウ」の快感の感覚と似ているといいましょうか(わかりにくいかな)、一度スイッチが入ってしまったら納得いくまでは止められないとことん追いつめる何かを持った強烈な空腹の魔の期間なわけです。


そんな期間に突入する前にはまずiTunesで「集中用音シェルター(音で外音を消す)」の期間限定プレイリストを用意するのだけれど基準は一切なし。ただ目に留まったものからどんどんとフォルダに放り込みただひたすらのリピート再生で聞く。作業中は手を止められないので嫌な曲が回って来ても聞き続けるし、忘れていた曲など再発見があってなおいい。


そして寝不足と集中のえも言われぬ状態の中ひとつふたつの曲が何かに触れヒットする。作業が終わりフワフワとした頭の奥で繰り返し鳴り響く曲が必ず残る。今回のそれはHoleの"Reasons To Be Beautiful"だったのだけれど、もしかして心の奥底に美しくなりたい願望があるのかなと一瞬自分を疑ってはみたもののそうでもなく、10年ほど前の遠い記憶が何かに反応したのは間違いないなと思う。久々にコートニーラブの唸り声を聞いて上品でないが何処か上品な痺れと色気を感じたしいい励ましになった。感謝。
全く違うかもしれないけれどこれの日本バージョンってコレになるのかな??






Taguchiのひかり君の設計のお手伝いをさせてもらった女性ヴォーカルの音域再現にこだわったスピーカー
Voice 』 Doでも取扱があります




制作モノのひとつブラックエンジェル

Posted by okji

松澤紀美子さんによるカフェ「プティ・キュ」がいよいよ明日30日(金)から
クラスカ3階でスタートします!


今日はその準備ということで会場づくりの部分的なシュミレーションをしました。



なんてことのない打ちっぱなしの壁が、松澤さんのパートナーである澄敬一さんの手に
かかるとご覧の通り。アート作品のような取り外し可能の木製フックや不思議な
ブックスタンドのついた柔らかい壁へと変貌しました!さすが澄さん。


現在早稲田にあるプティ・キュの出発点は麻布十番。「さる山」や「タミゼ」などと共に
カフェと古道具などを扱う「骨董新感覚派」(などと呼ばれていたようですが)の店
のひとつとして知られていました、というより知る人ぞ知る存在。
「道具を扱うカフェ」も今では珍しくありませんが、プティ・キュは間違いなく
その先駆的な店だったでしょう。
松澤さんのつくる食事やお菓子はとにかく美味しかったし、食べ物と器などの
道具を扱う店として、その両者の組み合わせ/関係性というものに本当に気を遣って
いらっしゃいました。その新鮮なプレゼンテーションにしばし驚き、感動したものです。
この機会にぜひ多くの方々にクラスカで体感してほしいです。
会期は6月15日(日)まで。但し11日と12日はお休みなのでご注意を!




こちらは早稲田のプティ・キュで購入した帽子の木型。
木組み式になった少し珍しいタイプ。先日、春日部でただ一人帽子の木型を
作っている職人のおじいさんにお会いしたのですが、木組み式のタイプは作るのが
とても難しいと言っていました。形からしておそらくベレー帽用ではないかと。

Posted by okuma

2008.05.28

relax

ブログをご覧のみなさん、こんばんは。堀内です。


6月のCLASKAは催しもの盛りだくさんとなっており、
我らがCLASKA営業チームは(といっても2人ですが)
ヒーヒー言いながらもテンションは上々です。


それでも人間、集中力というのはそんな何時間も続かないわけで
適度なタイミングで休憩をとることも肝要。
最近はフロント前に並んでいる「relax」のバックナンバーを
読んだりしてひと休みをとってます。
読んだことない号もあったりするので、この際全部読みなおそうかな。



Posted by horiuchi


土曜日よりStudio GALAの展示会が始まりました。

約80点のプロダクトがギャラリー空間に勢ぞろいです。今回の見どころは、それぞれのシリーズごとの全デザインバリエーションが一同に展示され、デザイナー小林さんの、秘蔵のアート作品もまた同時に展示されていて素晴らしいStudio GALAの世界感が体験できるところです。



たとえば茶筒シリーズ。こちらは高さを同じに幅のサイズが異なったバリエーションで展開していますが、こうやってたくさん同時に並べたコンビネーションに、その関連性に気付かされます。
ロングセラーのこより箱シリーズ。こちらもまた大小さまざまな大きさが。
そしてこれからの季節にピッタリの麻の暖簾には、小林さんの描かれた絵がプリントされていていて、お部屋にぜひ飾りたい一品。


他にもまだまだ珍しいモノがたくさんあります。実際に手に触れてみて感動するものがたくさんです。
皆様ぜひ足をお運びください。展示会は6月22日まで開催されます。


展示会詳細

Posted by sengoku

KIOKUHの料理にも関連してる、
「春 苦み 夏は酢の物 秋 辛み 冬は油と心して摂れ。」という言葉で有名な
石塚左玄(いしづかさげん)が発案した『通俗食物養生法』1898年(明治31年)。
ちょっと調べてみました。

「今日、學童を持つ人は、體育も智育も才育もすべて食育にあると認識すべき」
ということで、身体も病気もすべて食べ物で直すというのが彼の思想です。

1)食本主義-=人間のからだは食物が作る。したがって食物で病気は治せる
2)穀食主義=人は歯の形から考えて、主として穀物を食べるべきだ
3)身土不二(しんどふじ)=住んでいる土地で採れたものを食べる、あるいはその季節に出来たものを食べるという原則
4)一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)=食物は丸ごと食べましょうという理論
5)三白追放=白砂糖、白米、白パンなど精米あるいは精製した白い食品は体には良くない・・・



たしかに、マクロビオティックとほぼ考え方は一緒ですね。食べ物の陰と陽のバランスが大事だということです。


私自身も食べ物が変わって体調が変わった経験があります。
特に朝食は大事だなぁというのが実感、と思って調べるとこんな記事が。。
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/370/370688.html
最近記憶力が落ちてるのは朝食をとらないせいかも。。だといいんですけど。



現代版の『通俗食物養生法』
        *

Posted by sengoku

2008.05.22

一本の線

デザインの始まりってきっと石に刻んだり、土に描いたりした便宜的な一本の線だったんだろうなと、駅の階段を降りながら前を歩くオヤジさんの見事に一直線に浮かんだ襟足を見ながらぼんやりと思った。


冷血でテクノな赤い目を付ければ「それウォーズマン(キン肉マンに出てくる超人)じゃーん」って言いたくなるくらいにきっちりまっすぐにカットされた挙句、おそらく奥様の仕業でしょうか、バリカンかひげ剃りで1cmくらい余計に剃られた青ジョリの縁取りでより鮮明に際立たされた境目。


日曜日の昼間に、(妻)「あっ」、(旦)「んー?」、(妻)「いや、なんでもない」と、どんどん深みに嵌っていく剃り際、不のスパイラル。


階段を降り終わるまでに、きっと仲のいいご夫婦なんだろうなとまで勝手に想像した。いいデザインだ!


程よい緩さと愛情が少し残るくらいのモノの方がやっぱり良いよな。



Posted by okji

事務所やショップにじっとしていても何も生まれないということで
今日は休日を利用し商品探しの旅に行ってきました。
午前中は展示会に行きそびれていた清澄白河のヨーガン・レール本社へ。
そこで思わぬ発見がありました。と言っても商品ではありません。
本日対応して下さったプレスの高嶺エヴァさんのご出身はチェコスロバキア
(とっても流暢できれいな日本語を話されるので驚きました)。
そのエヴァさん、「クラスカってチェコ語にもあるんですよ」と苦笑するので
おそるおそるその意味を聞くと「美人です」とおっしゃるではありませんか!
「クラースカ」はチェコ語で「美人」なんですねこれが。
厳密にいうとスペルはちょっと違うそうですが、まあこの際そんな細かいことは
どうでもよろしい。それにしても美人とは。
「暮らす」と「美人」なんてますます愛着が深まります。


と気分も良くなったところで次に向かったのは埼玉県の春日部市。
目的は麦藁帽子工場見学です。
春日部市は古くから麦の集散地だったということもあり、明治時代から
麦藁帽子作りがさかんな土地で市の特産品のひとつになっています。
ただ多いときは30社以上だった帽子工場も今では数社にまで減ってしまっているそう。
でもその麦藁帽子、これがなかなか風情があっていいんですよね。
麦藁帽子と一口に言っても色んなバリエーションがあるのですが
ちょっと目を惹いたツバの大きなこの帽子はなんの帽子かおわかりでしょうか?






これ実はゴルフのキャディさん用の帽子だそうです。
一見普通の帽子に見えますが、頭の部分を二重にしてニスで少し固められており
万一ゴルフボールが当たったりしても大丈夫だとか。シンプルですが機能も完備。
でもなかなかスタイリッシュだと思いませんか?


クラスカと麦藁帽子を再発見した一日でした。

Posted by okuma

ブログをご覧の皆さん、こんばんは。堀内です。


先週のことですが、仕事で静岡に行ってきました。
今回のお目当ては「静岡ホビーショー」




↑一般公開日の様子(僕が行った日は商談日だったのでこんなには混んでなかった)


プラモ・ラジコン・フィギュアで埋め尽くされた空間に足を踏み入れるや否や、
壮大かつ、ある意味ノスタルジックなオトコの空間が広がっておりました。
そして、会社では頼れる上司、おうちでは厳格なお父さんな方々が皆、この日ばかりは
少年のように目を輝かせ、「きゃっきゃ、きゃっきゃ」とはしゃいでいるではありませんか。


世代的になんとなく、「プラモはおにいさんのあそび」的な感覚を
持っていたのですが、やはり僕もオトコ。
丹念にそして機能的に造り上げられたマシンや模型の数々に触れ
度肝抜かれまくり、心打たれまくりの時間を過ごしたのでした。




↑電車

Posted by horiuchi

先週末に気づかぬうちにノートPCの液晶に圧力が加わったようで、
画面左半分を中心に本来映っているべきゴミ箱やらフォルダーやら
をかき消すように垂直走査線に沿って、赤・緑・黄色といったピクセル
ラインがピシッと美しく現れるようになってしまった。


それらのラインが画面右半分にかけて織りが緩くなりはじめた布生
地のような感じで、地のデスクトップの様子をほのかに透かし映し
つつベターっと広がっているのだった。これってなんかに似ているなー
と思って、しばし凝視するうちにリヒターのオイル・オン・フォトのシリーズ
だということに気付いた。


というわけで、何が言いたいかというと、その様子が残念ながら奇麗
であるということなのだけど、なかなかサマになっているとはいえ、
このままだと仕事にならないので、早く修理に出さないと・・・、いくら
かかるんだろうか....



Posted by dan-uskb


5月23日金曜日、全館メンテナンスのためホテル、レストラン、ギャラリーを休館します。
尚、24日より全館通常どおり営業を開始いたします。



CLASKA

Posted by press

イラストレーター阿部真理子さんがCLASKAにいらっしゃいました。
非常にユニークな人でおしゃべりをしていてもばしばしと鋭い意見が。。さすがです。
私は彼女の仕事を全く知らなかったのですが、いろいろ見てみるとそういう
彼女の視点が反映されていてこれから大ファンになりそうです。



Posted by sengoku

我が植物再生工場に新入りが参りました。


館内至る所に観葉植物が置かれているのですが、彼ら(彼女ら)寂しくなったりするとすぐ葉っぱを落すし、枯れます。わかりやすいくらい純粋?素直?な生き物なのだなとつくづく感じるわけですが、そんな不良連中が復活を目指して7Fのロビースペースに送られて来ます。勝手に野村再生工場をイメージし日々愛情を注いでおるわけですが、何鉢かはもうすでに現場復帰もしております。「よしよし」たら「おーおー」たら、俺は隠居の身か?とも思いながら、小さな芽の出る瞬間・「奇跡」を堪能しております。


そんな中、最近どえらく元気なシダ系?の植物が運ばれて参りまして、見たまんまいたって元気。むしろ館内NO.1の活力。「なんでだ?」と「なんで送られて来たんだ?」と。送られて来た理由はあまりにも不憫なのでここでの発表は差し控えますが、本人はそんな人間様の都合をよそにぐいぐいと「これでもかっ」というくらいに伸び伸びしております。


空に、太陽に向かって両手をおもいっきりひろげるザリガニ。
ああ、植物は見事だ。偽らないし、外れない。ただ然としてまっすぐ進んでいるだけだ。



Posted by okji

コム・デ・ギャルソンが特別な顧客に向けて配布していたヴィジュアルマガジン「six」。
1989年から1991年の4年間に8冊だけ発行されました。
学生時代にマガジンハウスでアルバイトをしていた頃、編集者宛てに送られてきていた
「six」を本当に恨めしく眺めていたのをよく覚えています。


今手元に89年に発行された第4号がありますが、中を見るとロバート・フランクにアーサー・
エルゴート、ジョセフ・クーデルカといった写真家の作品のほか、ダグ&マイク・スターン、
三宅一生とルーシー・リーなどがあくまでもビジュアル作品として表現され、並んでいます。
今思えばなかなか凄いセレクション。そして美しい。
表紙は世界で最もお洒落な鳥「bower bird=庭師鳥」というのもにくいかぎり。
軽やかで濃い内容、全く古びない強いビジュアル表現。
「コンテンポラリージャパニーズの雄」はやっぱりコム・デ・ギャルソンかな。
となればCLASKAのアイテムとして外すわけにはいきません。


というわけであこがれの「six」は今CLASKAのギャラリー&ショップDOで扱っています。
興味のある方は是非お立ち寄り下さい。と、ちゃっかり宣伝させていただきました。




Posted by okuma

毎朝、目黒駅方面からバスに乗ってCLASKAに向かう際に、車窓から
確実にその存在が認められるインド人のおじさんがいます。そのおじさん
は頭にターバンを巻いて目黒通りを目黒駅に向かって、ゆっくり歩いています。


驚異的なのは、このおじさんとバスがすれ違うポイントがいつも寸分
違わないということ。朝は道も渋滞してないことを加味するにバスの
オペレーションはかなり正確であり、逆に言うと、このインド人のおじさん
自体も相当に正確な通勤ダイヤに則って歩いていることになります。


僕がちょっと遅れたバスに乗ると、より目黒駅近くですれ違うし、早め
のバスに乗れば、その逆。天体の運行のようなそのあり方に、かの
地に流れる悠久の時間と宇宙との合一を毎朝実感するのでした。


ちなみに、このおじさん目黒のカレーの名店、ルソイの店員さんなんですね。
(注:画像は本人と関係ありません)


Posted by dan-uskb

2008.05.13

お礼の気持ち

ブログをご覧の皆さん、こんばんは。堀内です。


前回のブログでアップした写真が何度やっても消えます。
この一週間ひそかに何度も修正を試みていたのですが、
どうやら写真の保存形式の問題?Photoshopじゃないと直せない?


あーあ。 ということで切り替えて新しいブログ。


さっき暖くんがメールくれたPingmagの東京みやげ特集


外国人だけでなく、日本人でも楽しめるおみやげが多いです。
「東京みやげってなんだろう」と上京したての頃とか悩んだもんですが、
これでもう大丈夫。


CLASKAでは2Fのギャラリー&ショップDO(ドー)
おみやげたくさん売ってますよ。ONLINE SHOPもあり!
うつわからプラモまで。
まだお越しになっていない方はぜひお買い物でご利用下さい。




僕の中で最近変わったこととしては、走り始めました。
だいたい朝、仕事前に走ってるんですが、
体力の衰えってすごいな。
以前はそれなりに走れていた自分ですが、
今はおじいちゃんランナーにも抜かれたりして…(ウソ。じゃない)
人間の細胞は5,6年で入れ替わるって言いますが、
もうすべての細胞が入れ替わってしまったんですね。
年齢のせいにできる歳でもないわけで、
今はただ粛々と朝の蛇崩川緑道を走るのみ。




といった感じです。
皆さんいつもありがとうございます。ってことで東京みやげ「お礼せんべい」

Posted by horiuchi

金曜日、デザイナーの峰岸氏がCLASKAにきてくれました。
彼はサローネに出展して帰ってきたばかり。たまのはだという石鹸のプロダクトを今たくさん手がけています。見せてくれた写真の中で興味深かったのが、これ、たいやき石鹸。某メーカーから発表されるみたいです。そんなことがきっかけで、今年のサローネ、どうだったんだろうかとリサーチ。
数年前から日本人の活躍が著しいですが、今年もさらに拍車がかかり参加者が倍増していたそうです。それを象徴するのがサローネのバイブルともいえるカタログを毎年発行する、イタリアの雑誌Interniの表紙。吉岡徳仁氏です。今年は彼の年といってもよかったのではないでしょうか。2年前のレクサスのインスタレーションをきっかけに、完全にスーパーデザイナーの座を獲得した吉岡さん。Ross 今年も一番良かった展示会は?という質問に、ほぼみんなが声彼の手がけたSwarovskiのインスタレーションを口にしたそうです。銀座にもオープンしたと聞きますが、Swarovskiの全世界のディスプレイを手掛けられるとか。来年はぜひ、またあのミラノの活気を味わいに行きたいところです。


Posted by sengoku

GWに香川県にあるイサム・ノグチの庭園美術館に行ってきました。そこにはノグチが晩年を過ごした自宅とアトリエがあり、それらをまとめて見学できます。何をかくそう僕は彫刻出身なもので、これまでいやがおうにも「イサム」という字面、音の響き、作品に接する機会が多かったわけですが、敢えて積極的には見ないようにしてきたところがありました。それは、意中の女性の気配を感じつつもそちらを直視できない若輩者の性といいますか、そんな気分からなのですが。しばらく年を経て、恥じらいもなくなり、貪欲さがムクムクと湧いてでてきたもので、いっちょ拝みにいきましょうかあ!ということで往復はがきで申し込みをし(*注意*申し込みが必要なのです)出掛けて参りました。



奇麗に手入れの行き届いた静寂のお庭。雲の流れの早い雨上がり、薄曇りの朝10時。石の彫刻や草花に残る雫の反射に一層気分の高揚を演出され、間違って異空間に飛び込んでしまったかのような、そんな気分の中、小高く創られた山に登り前方を見てみると雄大な屋島の溶岩台地が目に飛び込んでくる。小洒落た借景なんてなんのその。それを見た時、自然、地形、環境、全てを呑み込める庭をノグチは残したんだあとそこで実感し、その強さに圧倒される。しかしながら辺りはただひたすら「しーん」とした空気感。時折鳴き響く鳥の声が、どこかに吸い込まれて行きそうになる意識を呼び戻してくれているような、そんな気さえする。
そこに確かに残っている静かで強いノグチの絶対的な意志。くしくも、向かう新幹線の中で知った小林秀雄の残した「絶対とは誠実なる自意識の極限値」という言葉が思い浮かび上がり、なおも感動に味付けが加わりこの上ない時間を過ごす。



と、まあベタな手記調で書いてみましたが、やはり凄い!凄かった。もう見渡す限り石だらけ。単純に、石って彫るの大変なんですよ。ちょっとずつちょっとずつしか剥がれません。だから凄いってことじゃあないんですが、それを継続したこと、継続する