2010.06.30
黒と朱色と紫陽花と
先日、紫陽花を見に鎌倉へ行きました。その日はまさに梅雨の日で大雨。
それでも紫陽花は雨に濡れてひっそり咲く様が好きなので、雨にも負けずずんずん行きました。
こんな変わり者の自分はさておき、大雨の平日にさぞお客さんは少なかろうと思ったのですが、
目的の寺院では入場の券を買い求める列にともすれば歩みを止めるほど。
日本人の紫陽花好きってすごい、鎌倉ってすごいなあと思いました。
今日は梅雨の合間の晴れ間がのぞきました。私のお決まりの休憩場所からも青い空が見えました。
そして初めてその場所から東京タワーが見えることに気づきました。
思わず携帯を構えてしまいましたが、おわかりになりますでしょうか。
最近いろんな人とすれ違うので秘密でもなんでもなくなっていますが、私の秘密の休憩場所。
さて、トップでも告知が始まっていますが、ドーでは7月2日(金)より、
「朴生地屋 輪島キリモトといつものうるし展」が始まります。
石川県は主に美術館を中心にして、(もちろん夜行バスで)ひとりで訪れたりした地ですが、
なかなか金沢以外の土地となると不案内で訪ねたことがありません。
なので、石川の地で伝統品である漆塗りに触れたこともありませんでした。
プラスして、高級品であるとか取り扱いの難しさなどのイメージが先行して、
壁を感じてしまっていたのが私にとっての漆塗りでした。
しかし、実は祖母の家では毎年お正月に鯛の潮汁が漆の器に盛られて出てきていたような、
今となってはそんな気がするし、時代劇のイメージなのか、日本昔ばなしのイメージなのか、
漆塗りは懐かしさを呼び覚ます一品である気もします。
神社仏閣を思い起こさせる朱色と黒が、日本人の本能を刺激するのでしょうか。
今回の展示は、これまで感じていた壁を取っ払ってくれそうな予感がしています。
展示会期間中のイベントでは桐本さんご本人が漆塗りの使い方、扱い方を教えてくれます。
私も一緒に学びたいと思います。イベントへの参加予約をお待ちしております。
どうぞお楽しみに。
Posted by ogura
