2010.03.17
伝統NOW
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オレは時代性にマッチングしとるのだろうか…。
ドーで行われている「今日の京焼・清水焼」プロジェクト展も
いよいよ次の月曜日までとなりました。
京都といえば二言めには「伝統、伝統」とうるさいくらいですが、
はて、そもそも伝統とは何なのかと問われるとよく考えたことが
ないことに気づきました。
ウィキペディアによると(安易ですみません…)、
「伝統とは人間の行動、発言、思考及び慣習に見いだされる歴史的存在感の総称」
だと定義されていました。こんどは「伝統工芸」を大辞林で引くと
「日本の伝統的な技術を基礎に、現代生活に即した作品を創造し、新しい伝統を
築くことを目指す工芸」
とありました。
そこからひるがえって今日、伝統とか伝統工芸とか言われている
もの見返してみると、その大半が言葉や情報をまとっただけの抜け殻のような
カッコ付の「伝統」ばかりに思えてきました。
昨今、日本各地で「伝統の見直し」だとか、「伝統の再発見」などと言って
地方活性化の起爆剤にしようという活動やプロジェクトが盛んに行われています。
それはそれで大切なことだと思いますが、ただ言葉としての伝統を声高に叫んだ
ところで意味はない。実体としての伝統をどう構築するかということこそ問題で
それはつまるところ上記の定義にもあるように現代生活に即した作品を創造する
ことでしかあり得ないと思うのです。ファッションでもエコでもなんでもいい。
伝統と呼びうる技術や知恵をどう時代性とマッチングさせるか。
マッチングさせられなければ伝統だって滅びてしまう。
他のあらゆる慣習や商品同様、諸行無常なのです。
また少々熱くなってしまいました…。
これらの言葉を自戒をこめて他ならぬ自分自身に投げかけて仕事に励んで
いきたいと思っておる次第です。
今月の26日からは目黒のドーでは奈良の名店!「くるみの木」の展示会を、
そして渋谷店では鹿児島の素晴らしさを伝えたい「さつまもん」展の開催を
予定しております。僭越ながらトークショーなどにも参加させて頂きますので
ぜひぜひ皆様のご来店をお待ち申し上げております。
Posted by okuma
