2010.02.24
思い出になったアーティスト
2005年の今頃、卒業旅行でニューヨークへ行くために期待と不安でいっぱいだったのを覚えています。
初めての海外旅行。ひとり旅。
言うときっと心配し反対されると思って直前まで両親には黙っていた。
そして、旅行費を貯めるために近所のパン工場で深夜のアルバイト。
降り立ったその地では、誰もが親切に思えた。ほんの少しの優しさや微笑みに心の中で何度もありがとうとつぶやいた。
街中を歩く時の少しの気負いと身を守るための緊張感も、そこにいるときはなんだか和らいでいた気がします。
セントラル・パーク。
その広い公園を見渡すと、オレンジの柱と布が幾本も連なって、風が布をなびかせていました。
自然と生まれる布のドレープが美しく、ニューヨークの街にオレンジ色がなんとも似合って見飽きませんでした。
旅行中何度か通り抜けたその風景がクリスト&ジャンヌ=クロードの作品だったと知ったのは日本に帰ってきてからのこと。
それからは、その夫婦のアーティストは私にその時の思い出を思い起こさせてくれるもののひとつとなりました。
先日は、21_21 DESIGN SIGHTでの彼らの展示をそんな思い入れとともに見て回りました。
さて、ただいまドーでは27日(土)よりはじまる「明日の京焼・清水焼」プロジェクト展の準備中です。
15人の作陶家の方々の作品が並びます。どうぞお楽しみに。
Posted by ogura
