BLOG BLOG CLASKAから送る日々のメッセージ

2009.10.23

しろばんば



金沢の市街中心部に建つ石川近代文学館は
かつては旧制四高の校舎でした。





東大・東北大・京大の前身になった一、二、三高に次いでの設立校ということで
なかなかの名門らしく、多くの著名人が巣立っていったそうです。


作家・井上靖もそのひとり。

井上靖といえば私の中では“しろばんば”。
伊豆の天城湯ヶ島を舞台に
洪作とおぬい婆さんを中心に展開される小説です。


初めて読んだのは小学生くらい。
両親と離れ祖母と湯ヶ島で育った作家本人の自伝的な小説は
細かな部分がとてもなまなましく、
洪作の成長にともない少しずつ変化するおぬい婆さんとの関係や
相手への思いが伝わる僅かなことば。


共働きだった両親のかわりに赤ん坊のときから
おばあちゃん子で育った私は洪作に感情移入。自分と重ねて読んだものです。






そんな私は先日、初めて伊豆半島へ。
(クラスカスタッフの中でも昨今、伊豆ブームらしいです)



当然、向かうは天城湯ヶ島。
初秋の伊豆は木々の勢いがもの凄く、狩野川の急流の音も逞しい。




中伊豆から望む富士山もまた絶景です。






富士山をモチーフにした堀井和子さんの文鎮。
先週アップした富士山群がご好評につき、今週新たにオンラインショップに掲載いたしました。


そして今週。
中伊豆の木々に劣らぬグリーン。
個性的な植物たちがクラスカ館内にはびこっています。
CREATOR'S PARK」パーティは明日24日(土)19時より。



ルーフトップには稲が出現。


Posted by tsuura