2009.10.15
遠きにありて
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
・・
とは、金沢の詩人、室生犀星が詠んだ詩です。
生まれ育った土地から離れ違う場所に住むことで
地元だった地域は以前とは比べものにならないほど魅力的にうつりました。
比較対照ができることで初めて
あって然るべきの食や住まいが文化となって認識され吸収されていく気がします。
旅をすることはその土地の魅力を堪能することでもあり、
自分の客観的視点を養う作業でもあるように思います。
その経験で人は自分を自分というものにしていくのだな、とあたりまえかもなことを改めて思いました。
はやての車内で読もう、と思ったままだった「北東北のシンプルをあつめにいく」。
最近になって読んでみると堀井和子さんのフィルターで漉された
その土地の空気と
植物、食材のにおいがぷんぷん漂う素敵な旅でした。
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日本の地方に親戚や友人がいる人は、そこへ旅することをくり返し、
その地方の味、工芸品のデザインの魅力に気づいていったらいい。
そうして少しずつ食べ飽きない味、見飽きないデザインを知っていき、
その記憶が選ぶ眼を変化させていくのがいい、ということを書籍のなかで仰っているのが印象的です。
遠方のみなさま、おまたせいたしました。
堀井和子さんの「クーリエ展」作品、本日オンラインショップにて販売開始いたしました。
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作品は全て一点ものです。
堀井さんがコラージュされた富士山と
盛岡の鋳物工房「釜定」の宮伸穂さんによる堀井さんデザインの南部鉄の組み合わせの作品です。
Posted by tsuura
