BLOG BLOG CLASKAから送る日々のメッセージ

2009.05.16

利休形

利休形という、利休がオリジネイターとして定義してしまった
茶道具を始めとするアイテムの形やらサイズ感・バランス感
の基準があります。


いわゆる伝統系コンテンツは形として目に見えるものと作法
や所作として目に見えない形で構成されていますが、形として
残せる物が実は重要なんじゃないかと個人的には思います。


物として形に残らないコンテンツ、たとえば能の演技なんか
だと、以下は櫻間道雄という金春流能楽師が世阿弥の芸を
想像して評した一文ですが、


> 彼ら(世阿弥)の技巧はその程度のものであった。今日の私に
> とってみれば、彼らの藝はとうてい許容し得ない範囲に違いない。
 櫻間道雄「能・捨心の藝術」


という感じで、余裕で上から目線でオリジネイターの芸を語って
しまえます。実際、どんなもんだったかは誰も語れないわけで、
このあたりは後世の人の言い切り勝ちのような気がします。


一方で、物として示せるものは作ったもの勝ちのようです。
物は多くは語りませんが、物はあること自体に意味があると
いうか。


そして、諸々を作ったもの勝ちの日本代表であるところの利休
をCLASKAが今夏、「へうげ」た形でいろいろと弄りたおして
予定です。作ったもの勝ちへの新しい試みは、近日中に詳細
告知しますので、どうぞご期待ください。



Posted by dan-uskb