BLOG BLOG CLASKAから送る日々のメッセージ

2008.11.13

帝王

久しぶりにマイルスのkind of blueを聴きました。
ジャズ史上屈指の名盤とされる一枚ですが、学生時代はモーダルでブルージーな
テンポを少し退屈に感じていました。
それがいつのまにか「心にしみる一枚」になるのですから不思議なものです。
歳を取るというのも悪くないですね。


あらためてアルバムクレジットをみるとそのパーソネルの凄いこと、すごいこと!
ジョン・コルトレーンにはじまり、キャノンボール・アダレイ、ポール・チェンバース、
そしてビル・エバンスですからね。これほどのプレイヤーたちを有無を言わさず従えて
ジャズ界に君臨していたマイルス・デイビス。まさに帝王です。


クラシックファンとしては帝王と言ってマエストロ、ヘルベルト・フォン・カラヤン
を忘れるわけにはいきません。巨匠フルトベングラーの後任としてベルリンフィルを、
さらにその後ウィーンフィルの芸術監督も兼任するというクラシック界最高の二つの
オーケストラを手中に治めた巨人です(実際はとても小柄な人でしたが…)。
マエストロはポルシェを乗り回したスピード狂としても有名ですね。


わがクラスカの帝王といえばK会長です。この方もある意味スピード狂です。
「遅い、遅い、もっと早く!」とわれわれはいつも叱咤されております。
そんな会長もお酒が入るとただの「おっさん」に変身します。ただその変身ぶりも
「これは何かの罠なんじゃないか」と思わせてしまう迫力がある(これぞ帝王!)。
完全に油断させてくれません。これが確信犯だったら本当に恐ろしい。
その会長の口癖のひとつにどんな巨大企業であろうが帝国であろうがいつかは必ず滅びる、
というのがあります。それは歴史が証明していると。


そこで思い出すのが最近巷を騒がせているあの人小室哲哉さんです。
80年代後半から90年代の日本のポピュラー音楽シーンをトップスピードで駆け抜け、
恐るべき数のミリオンセラーを産出した男です。彼も間違いなく「帝王」のひとりでした。
けれどもです。今まさにその帝国は無惨にも滅びようとしているではありませんか。


ああ無情。K会長の言うように歴史は今日も証明しています。






「帝王」に共通するもの。それは「スピード」!

Posted by okuma