2008.07.17
突然のお客さま
朝からプレゼンの準備でPCの画面とにらめっこしながらもの凄く集中してたところ、遠くの方から、というか少しずつ意識の中にかん高い『ピーピー』という音が入ってきて、しかもそれはどんどん尋常じゃないくらいの大きな音になって集中も途切れ「あーもやかましーっ」と窓の外に目をやってみれば、ツバメさんが窓の1mくらい先をピーピーと慌てふためいた様子でグルグル旋回飛行していて、?と思う。
こんな高い所でしかも人がいるってのになんでまたピーピー言ってんだろうなと考えていたら、目線の少し手前、窓枠に隠れた向こう側で何か黒い物の動く気配を感じゾクッとして(家の中の壁をゴキブリ王子がスッと走るときのゾクッと一緒で無生物の中に突然の生物の気配というのはなんだか恐ろしい)恐る恐る覗いてみたら、なんと5羽のツバメのこどもたちが窓枠に奇麗に整列し、つぶらな瞳で心細そうな表情をこしらえてこちらを見ていてまた、?と考える。
「えーっとなんでしたっけ?」って。
「巣立ち中?」みたいな。
「なるほど休憩中ねっ」
と納得して季節を感じ朝から縁起がいいぞと喜んではみたもののさっきからピーピーとやかましい鳴き声は続いており、その声の主はその子達のお母様だということは理解できたのだけれど、
「あんた達はやく飛びなさいっ!」
「人畜生にトッ捕まって焼き鳥にされるわよ!」
くらいにやかましく聞こえて、でもこどもたちは飛行訓練の疲れと高所の恐怖や目眩と得体の知れぬ生物との突然の接近遭遇とで完ぺきにフリーズしてしまっておりただただこちらを見つめ続けるしかなく、まあ少しうるさいけどゆっくり休んでってくだされと思いまた画面と向き合ったがしばらくして、!と思いたった(って遅いけれど)。
人の行為とはほんと殺気に満ちているというのか、余計な動きが多いというのか、愚かというのか、
一丁記念撮影!デジカメを取出して椅子から立ち上がりぐっぐっと窓に近づいた途端
シャッターの切られるスピードよりも早く彼ら彼女らは飛び逃げ去ってしまった。
「あっ、やっぱ飛べんだね、凄いね」
Posted by okji
