BLOG BLOG CLASKAから送る日々のメッセージ

2008.07.05

ニッポンノミライハ♪


洞爺湖サミットも目前に迫り、テレビや新聞では環境問題についての話題が何かと多い
今日この頃。環境問題が「人類」にとって切実な問題であることには間違いありません。
ただ「衣食足りて礼節を知る」とはよく言ったもので、日々の生活や心の平静があって
こその環境問題、「私」にとってはまだ二次的な問題でしかないのが正直なところ。


そもそも二酸化炭素の排出が地球温暖化の要因であるとか、何の疑いもなく信じている
にもかかわらず、その理由や根拠については何も知らないわけですからよく考えたら
恐ろしい話ですよね。政府やえらい学者が言っていることだからきっとそうなんだろう
とか、南極の氷がどんどん溶けて白熊が途方にくれているような映像を毎日見せられて
「ああ大変だ、地球は大変なことになっている」といった程度の認識なわけです。
キーボードを叩けば何でも簡単に情報を入手できるような状況が、「知ってるつもり」
という実はなんにも知らない状態を再生産し続けている。
人はますますモノを考えなくなるばかり。間違いなく私もそのひとりでしょう。


という知ったようなことを書いているのも、養老孟司さんと生物学者の池田清彦さんによる
「ほんとうの環境問題」(新潮社)という本を最近読んだからです。環境問題ド素人な私
にとっては目からウロコな話がたくさんあってとても興味深い一冊でした。


地球温暖化問題にしても、その原因が本当に炭酸ガスの排出量だけの問題かといえば
決して明確にそれを証明するものはないそうです。原因の一つではあるが唯一の理由では
ない。にも関わらずそうと決めたらもうそれに向かってまっしぐら。環境庁は毎年一兆円
もの予算を組んで温暖化防止に取り組むという話になる。むろんその予算は税金によるものです。
それが事実なら(事実だそうですが)どうしてこんなおかしな話がまかりとおってしまうのでしょうね。


だいたい地球の気温というものは有史以前から温暖化と寒冷化を繰り返してきたわけで、
例えばあの巨大な恐竜が生息していた中生代白亜紀(約一億年前)は今よりはるかに気温が
高かったと言われています。逆に言えばあのような巨大な生物が生息できる環境が豊かでは
なかったとは考えにくいですよね。とにかく地球の気温は人間の存在に関係なくこれまで
上下してきたわけです。


本によれば今切実な環境問題とはつまるところエネルギー問題と食料問題だそうです。
日本のエネルギー自給率は約20%、食料自給率は40%程度だといわれています。
資源外交などという言葉もありますが、外国への依存度が高い日本はこの先どう考えても
分が悪いのは明らかですよね。


この二つの問題を今後どうするかが今の日本にとっては最も切実な問題であるはずで、
未来に向けてどうやってエネルギーを確保しながらも同時にそれをできるだけ使わない生活
を実現していくか、そして食料の自給率をどう高めていくかをまずは議論、検討、実践して
いくことが急務。そういう大事な話をどうして国や政府は国民にしないのでしょうか。


とはいえデパ地下に一歩足を踏み入れると、そんな考えが一気にで吹っ飛び、「ああ日本は
なんて豊かな国なんだろう」と思ってしまうから本当に困ってしまいます…。




「大型生物の大量絶滅が起こるのはいずれも地球が寒冷化するときである」

Posted by okuma