BLOG BLOG CLASKAから送る日々のメッセージ

2008.06.09

宇宙スケールのお仕事

週末土曜日に、筑波の高エネルギー加速器研究機構(KEK)に見学に行って
きました。ラッキーなことにハードコアに理系な博士のみなさまの訪問に便乗
しつつ、ひさびさに科学のロマンっぷりを思う存分堪能しました。ここでは宇宙
の始原の謎を解く、という異常に壮大なミッションが取り組まれているのです。
ここまでの規模・予算感で、探究心の赴くままに仕事を追求できるあり様
には痺れるものがあります。反物質の行方を探るとか、約250km離れたスー
パーカミオカンデに向けてニュートリノビームを射ち込むとか格好良すぎでしょう。


周長3.016kmの粒子加速器をまじかで観察したのですけど、巨大工場のような
規模感でも、これ観測機器だから痺れます。アウトプットとしてプロダクトを生み
出すでもなく、現象を発生させてそれを観察・検証するのが目的ですからね。
パッと見、設備もすごい入り組んでいて、ふつう工場っぽいところだと徹底される
ような、見える化もゼロ。すべてのノウハウは人間側に納まっているのでしょうね。
それで回っちゃう現場がすごい。


ピラミッドや万里の長城といった人類史に連なる21世紀の建造物を、22世紀に
なってからピックアップしようとするなら、ファッションブランドの御用聞きと化した
ような建築家たちの仕事でなく、まちがいなくKEKやヨーロッパのCERN/LHC
とかが選ばれるのでしょうね。うむ。


Posted by dan-uskb