BLOG BLOG CLASKAから送る日々のメッセージ

2008.05.22

一本の線

デザインの始まりってきっと石に刻んだり、土に描いたりした便宜的な一本の線だったんだろうなと、駅の階段を降りながら前を歩くオヤジさんの見事に一直線に浮かんだ襟足を見ながらぼんやりと思った。


冷血でテクノな赤い目を付ければ「それウォーズマン(キン肉マンに出てくる超人)じゃーん」って言いたくなるくらいにきっちりまっすぐにカットされた挙句、おそらく奥様の仕業でしょうか、バリカンかひげ剃りで1cmくらい余計に剃られた青ジョリの縁取りでより鮮明に際立たされた境目。


日曜日の昼間に、(妻)「あっ」、(旦)「んー?」、(妻)「いや、なんでもない」と、どんどん深みに嵌っていく剃り際、不のスパイラル。


階段を降り終わるまでに、きっと仲のいいご夫婦なんだろうなとまで勝手に想像した。いいデザインだ!


程よい緩さと愛情が少し残るくらいのモノの方がやっぱり良いよな。



Posted by okji