BLOG BLOG CLASKAから送る日々のメッセージ

2008.05.29

怒濤の10日間

ここ最近は制作モノの依頼が一気に重なりろくに家にも帰らずただひたすら作業の日々でした。こういうことは定期的に訪れていつもその期間が終わる度に「今度は楽にやろー」って思うんだけれど、しかしそれは高校の部活の試合帰りに食べた、というより呑み込んだ、一度に無理矢理喉に詰め込まれたラーメンと餃子とチャーハンの「ギュウギュウ」の快感の感覚と似ているといいましょうか(わかりにくいかな)、一度スイッチが入ってしまったら納得いくまでは止められないとことん追いつめる何かを持った強烈な空腹の魔の期間なわけです。


そんな期間に突入する前にはまずiTunesで「集中用音シェルター(音で外音を消す)」の期間限定プレイリストを用意するのだけれど基準は一切なし。ただ目に留まったものからどんどんとフォルダに放り込みただひたすらのリピート再生で聞く。作業中は手を止められないので嫌な曲が回って来ても聞き続けるし、忘れていた曲など再発見があってなおいい。


そして寝不足と集中のえも言われぬ状態の中ひとつふたつの曲が何かに触れヒットする。作業が終わりフワフワとした頭の奥で繰り返し鳴り響く曲が必ず残る。今回のそれはHoleの"Reasons To Be Beautiful"だったのだけれど、もしかして心の奥底に美しくなりたい願望があるのかなと一瞬自分を疑ってはみたもののそうでもなく、10年ほど前の遠い記憶が何かに反応したのは間違いないなと思う。久々にコートニーラブの唸り声を聞いて上品でないが何処か上品な痺れと色気を感じたしいい励ましになった。感謝。
全く違うかもしれないけれどこれの日本バージョンってコレになるのかな??






Taguchiのひかり君の設計のお手伝いをさせてもらった女性ヴォーカルの音域再現にこだわったスピーカー
Voice 』 Doでも取扱があります




制作モノのひとつブラックエンジェル

Posted by okji

松澤紀美子さんによるカフェ「プティ・キュ」がいよいよ明日30日(金)から
クラスカ3階でスタートします!


今日はその準備ということで会場づくりの部分的なシュミレーションをしました。



なんてことのない打ちっぱなしの壁が、松澤さんのパートナーである澄敬一さんの手に
かかるとご覧の通り。アート作品のような取り外し可能の木製フックや不思議な
ブックスタンドのついた柔らかい壁へと変貌しました!さすが澄さん。


現在早稲田にあるプティ・キュの出発点は麻布十番。「さる山」や「タミゼ」などと共に
カフェと古道具などを扱う「骨董新感覚派」(などと呼ばれていたようですが)の店
のひとつとして知られていました、というより知る人ぞ知る存在。
「道具を扱うカフェ」も今では珍しくありませんが、プティ・キュは間違いなく
その先駆的な店だったでしょう。
松澤さんのつくる食事やお菓子はとにかく美味しかったし、食べ物と器などの
道具を扱う店として、その両者の組み合わせ/関係性というものに本当に気を遣って
いらっしゃいました。その新鮮なプレゼンテーションにしばし驚き、感動したものです。
この機会にぜひ多くの方々にクラスカで体感してほしいです。
会期は6月15日(日)まで。但し11日と12日はお休みなのでご注意を!




こちらは早稲田のプティ・キュで購入した帽子の木型。
木組み式になった少し珍しいタイプ。先日、春日部でただ一人帽子の木型を
作っている職人のおじいさんにお会いしたのですが、木組み式のタイプは作るのが
とても難しいと言っていました。形からしておそらくベレー帽用ではないかと。

Posted by okuma

2008.05.28

relax

ブログをご覧のみなさん、こんばんは。堀内です。


6月のCLASKAは催しもの盛りだくさんとなっており、
我らがCLASKA営業チームは(といっても2人ですが)
ヒーヒー言いながらもテンションは上々です。


それでも人間、集中力というのはそんな何時間も続かないわけで
適度なタイミングで休憩をとることも肝要。
最近はフロント前に並んでいる「relax」のバックナンバーを
読んだりしてひと休みをとってます。
読んだことない号もあったりするので、この際全部読みなおそうかな。



Posted by horiuchi


土曜日よりStudio GALAの展示会が始まりました。

約80点のプロダクトがギャラリー空間に勢ぞろいです。今回の見どころは、それぞれのシリーズごとの全デザインバリエーションが一同に展示され、デザイナー小林さんの、秘蔵のアート作品もまた同時に展示されていて素晴らしいStudio GALAの世界感が体験できるところです。



たとえば茶筒シリーズ。こちらは高さを同じに幅のサイズが異なったバリエーションで展開していますが、こうやってたくさん同時に並べたコンビネーションに、その関連性に気付かされます。
ロングセラーのこより箱シリーズ。こちらもまた大小さまざまな大きさが。
そしてこれからの季節にピッタリの麻の暖簾には、小林さんの描かれた絵がプリントされていていて、お部屋にぜひ飾りたい一品。


他にもまだまだ珍しいモノがたくさんあります。実際に手に触れてみて感動するものがたくさんです。
皆様ぜひ足をお運びください。展示会は6月22日まで開催されます。


展示会詳細

Posted by sengoku

KIOKUHの料理にも関連してる、
「春 苦み 夏は酢の物 秋 辛み 冬は油と心して摂れ。」という言葉で有名な
石塚左玄(いしづかさげん)が発案した『通俗食物養生法』1898年(明治31年)。
ちょっと調べてみました。

「今日、學童を持つ人は、體育も智育も才育もすべて食育にあると認識すべき」
ということで、身体も病気もすべて食べ物で直すというのが彼の思想です。

1)食本主義-=人間のからだは食物が作る。したがって食物で病気は治せる
2)穀食主義=人は歯の形から考えて、主として穀物を食べるべきだ
3)身土不二(しんどふじ)=住んでいる土地で採れたものを食べる、あるいはその季節に出来たものを食べるという原則
4)一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)=食物は丸ごと食べましょうという理論
5)三白追放=白砂糖、白米、白パンなど精米あるいは精製した白い食品は体には良くない・・・



たしかに、マクロビオティックとほぼ考え方は一緒ですね。食べ物の陰と陽のバランスが大事だということです。


私自身も食べ物が変わって体調が変わった経験があります。
特に朝食は大事だなぁというのが実感、と思って調べるとこんな記事が。。
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/370/370688.html
最近記憶力が落ちてるのは朝食をとらないせいかも。。だといいんですけど。



現代版の『通俗食物養生法』
        *

Posted by sengoku

2008.05.22

一本の線

デザインの始まりってきっと石に刻んだり、土に描いたりした便宜的な一本の線だったんだろうなと、駅の階段を降りながら前を歩くオヤジさんの見事に一直線に浮かんだ襟足を見ながらぼんやりと思った。


冷血でテクノな赤い目を付ければ「それウォーズマン(キン肉マンに出てくる超人)じゃーん」って言いたくなるくらいにきっちりまっすぐにカットされた挙句、おそらく奥様の仕業でしょうか、バリカンかひげ剃りで1cmくらい余計に剃られた青ジョリの縁取りでより鮮明に際立たされた境目。


日曜日の昼間に、(妻)「あっ」、(旦)「んー?」、(妻)「いや、なんでもない」と、どんどん深みに嵌っていく剃り際、不のスパイラル。


階段を降り終わるまでに、きっと仲のいいご夫婦なんだろうなとまで勝手に想像した。いいデザインだ!


程よい緩さと愛情が少し残るくらいのモノの方がやっぱり良いよな。



Posted by okji

事務所やショップにじっとしていても何も生まれないということで
今日は休日を利用し商品探しの旅に行ってきました。
午前中は展示会に行きそびれていた清澄白河のヨーガン・レール本社へ。
そこで思わぬ発見がありました。と言っても商品ではありません。
本日対応して下さったプレスの高嶺エヴァさんのご出身はチェコスロバキア
(とっても流暢できれいな日本語を話されるので驚きました)。
そのエヴァさん、「クラスカってチェコ語にもあるんですよ」と苦笑するので
おそるおそるその意味を聞くと「美人です」とおっしゃるではありませんか!
「クラースカ」はチェコ語で「美人」なんですねこれが。
厳密にいうとスペルはちょっと違うそうですが、まあこの際そんな細かいことは
どうでもよろしい。それにしても美人とは。
「暮らす」と「美人」なんてますます愛着が深まります。


と気分も良くなったところで次に向かったのは埼玉県の春日部市。
目的は麦藁帽子工場見学です。
春日部市は古くから麦の集散地だったということもあり、明治時代から
麦藁帽子作りがさかんな土地で市の特産品のひとつになっています。
ただ多いときは30社以上だった帽子工場も今では数社にまで減ってしまっているそう。
でもその麦藁帽子、これがなかなか風情があっていいんですよね。
麦藁帽子と一口に言っても色んなバリエーションがあるのですが
ちょっと目を惹いたツバの大きなこの帽子はなんの帽子かおわかりでしょうか?






これ実はゴルフのキャディさん用の帽子だそうです。
一見普通の帽子に見えますが、頭の部分を二重にしてニスで少し固められており
万一ゴルフボールが当たったりしても大丈夫だとか。シンプルですが機能も完備。
でもなかなかスタイリッシュだと思いませんか?


クラスカと麦藁帽子を再発見した一日でした。

Posted by okuma

ブログをご覧の皆さん、こんばんは。堀内です。


先週のことですが、仕事で静岡に行ってきました。
今回のお目当ては「静岡ホビーショー」




↑一般公開日の様子(僕が行った日は商談日だったのでこんなには混んでなかった)


プラモ・ラジコン・フィギュアで埋め尽くされた空間に足を踏み入れるや否や、
壮大かつ、ある意味ノスタルジックなオトコの空間が広がっておりました。
そして、会社では頼れる上司、おうちでは厳格なお父さんな方々が皆、この日ばかりは
少年のように目を輝かせ、「きゃっきゃ、きゃっきゃ」とはしゃいでいるではありませんか。


世代的になんとなく、「プラモはおにいさんのあそび」的な感覚を
持っていたのですが、やはり僕もオトコ。
丹念にそして機能的に造り上げられたマシンや模型の数々に触れ
度肝抜かれまくり、心打たれまくりの時間を過ごしたのでした。




↑電車

Posted by horiuchi

先週末に気づかぬうちにノートPCの液晶に圧力が加わったようで、
画面左半分を中心に本来映っているべきゴミ箱やらフォルダーやら
をかき消すように垂直走査線に沿って、赤・緑・黄色といったピクセル
ラインがピシッと美しく現れるようになってしまった。


それらのラインが画面右半分にかけて織りが緩くなりはじめた布生
地のような感じで、地のデスクトップの様子をほのかに透かし映し
つつベターっと広がっているのだった。これってなんかに似ているなー
と思って、しばし凝視するうちにリヒターのオイル・オン・フォトのシリーズ
だということに気付いた。


というわけで、何が言いたいかというと、その様子が残念ながら奇麗
であるということなのだけど、なかなかサマになっているとはいえ、
このままだと仕事にならないので、早く修理に出さないと・・・、いくら
かかるんだろうか....



Posted by dan-uskb


5月23日金曜日、全館メンテナンスのためホテル、レストラン、ギャラリーを休館します。
尚、24日より全館通常どおり営業を開始いたします。



CLASKA

Posted by press

イラストレーター阿部真理子さんがCLASKAにいらっしゃいました。
非常にユニークな人でおしゃべりをしていてもばしばしと鋭い意見が。。さすがです。
私は彼女の仕事を全く知らなかったのですが、いろいろ見てみるとそういう
彼女の視点が反映されていてこれから大ファンになりそうです。



Posted by sengoku

我が植物再生工場に新入りが参りました。


館内至る所に観葉植物が置かれているのですが、彼ら(彼女ら)寂しくなったりするとすぐ葉っぱを落すし、枯れます。わかりやすいくらい純粋?素直?な生き物なのだなとつくづく感じるわけですが、そんな不良連中が復活を目指して7Fのロビースペースに送られて来ます。勝手に野村再生工場をイメージし日々愛情を注いでおるわけですが、何鉢かはもうすでに現場復帰もしております。「よしよし」たら「おーおー」たら、俺は隠居の身か?とも思いながら、小さな芽の出る瞬間・「奇跡」を堪能しております。


そんな中、最近どえらく元気なシダ系?の植物が運ばれて参りまして、見たまんまいたって元気。むしろ館内NO.1の活力。「なんでだ?」と「なんで送られて来たんだ?」と。送られて来た理由はあまりにも不憫なのでここでの発表は差し控えますが、本人はそんな人間様の都合をよそにぐいぐいと「これでもかっ」というくらいに伸び伸びしております。


空に、太陽に向かって両手をおもいっきりひろげるザリガニ。
ああ、植物は見事だ。偽らないし、外れない。ただ然としてまっすぐ進んでいるだけだ。



Posted by okji

コム・デ・ギャルソンが特別な顧客に向けて配布していたヴィジュアルマガジン「six」。
1989年から1991年の4年間に8冊だけ発行されました。
学生時代にマガジンハウスでアルバイトをしていた頃、編集者宛てに送られてきていた
「six」を本当に恨めしく眺めていたのをよく覚えています。


今手元に89年に発行された第4号がありますが、中を見るとロバート・フランクにアーサー・
エルゴート、ジョセフ・クーデルカといった写真家の作品のほか、ダグ&マイク・スターン、
三宅一生とルーシー・リーなどがあくまでもビジュアル作品として表現され、並んでいます。
今思えばなかなか凄いセレクション。そして美しい。
表紙は世界で最もお洒落な鳥「bower bird=庭師鳥」というのもにくいかぎり。
軽やかで濃い内容、全く古びない強いビジュアル表現。
「コンテンポラリージャパニーズの雄」はやっぱりコム・デ・ギャルソンかな。
となればCLASKAのアイテムとして外すわけにはいきません。


というわけであこがれの「six」は今CLASKAのギャラリー&ショップDOで扱っています。
興味のある方は是非お立ち寄り下さい。と、ちゃっかり宣伝させていただきました。




Posted by okuma

毎朝、目黒駅方面からバスに乗ってCLASKAに向かう際に、車窓から
確実にその存在が認められるインド人のおじさんがいます。そのおじさん
は頭にターバンを巻いて目黒通りを目黒駅に向かって、ゆっくり歩いています。


驚異的なのは、このおじさんとバスがすれ違うポイントがいつも寸分
違わないということ。朝は道も渋滞してないことを加味するにバスの
オペレーションはかなり正確であり、逆に言うと、このインド人のおじさん
自体も相当に正確な通勤ダイヤに則って歩いていることになります。


僕がちょっと遅れたバスに乗ると、より目黒駅近くですれ違うし、早め
のバスに乗れば、その逆。天体の運行のようなそのあり方に、かの
地に流れる悠久の時間と宇宙との合一を毎朝実感するのでした。


ちなみに、このおじさん目黒のカレーの名店、ルソイの店員さんなんですね。
(注:画像は本人と関係ありません)


Posted by dan-uskb

2008.05.13

お礼の気持ち

ブログをご覧の皆さん、こんばんは。堀内です。


前回のブログでアップした写真が何度やっても消えます。
この一週間ひそかに何度も修正を試みていたのですが、
どうやら写真の保存形式の問題?Photoshopじゃないと直せない?


あーあ。 ということで切り替えて新しいブログ。


さっき暖くんがメールくれたPingmagの東京みやげ特集


外国人だけでなく、日本人でも楽しめるおみやげが多いです。
「東京みやげってなんだろう」と上京したての頃とか悩んだもんですが、
これでもう大丈夫。


CLASKAでは2Fのギャラリー&ショップDO(ドー)
おみやげたくさん売ってますよ。ONLINE SHOPもあり!
うつわからプラモまで。
まだお越しになっていない方はぜひお買い物でご利用下さい。




僕の中で最近変わったこととしては、走り始めました。
だいたい朝、仕事前に走ってるんですが、
体力の衰えってすごいな。
以前はそれなりに走れていた自分ですが、
今はおじいちゃんランナーにも抜かれたりして…(ウソ。じゃない)
人間の細胞は5,6年で入れ替わるって言いますが、
もうすべての細胞が入れ替わってしまったんですね。
年齢のせいにできる歳でもないわけで、
今はただ粛々と朝の蛇崩川緑道を走るのみ。




といった感じです。
皆さんいつもありがとうございます。ってことで東京みやげ「お礼せんべい」

Posted by horiuchi

金曜日、デザイナーの峰岸氏がCLASKAにきてくれました。
彼はサローネに出展して帰ってきたばかり。たまのはだという石鹸のプロダクトを今たくさん手がけています。見せてくれた写真の中で興味深かったのが、これ、たいやき石鹸。某メーカーから発表されるみたいです。そんなことがきっかけで、今年のサローネ、どうだったんだろうかとリサーチ。
数年前から日本人の活躍が著しいですが、今年もさらに拍車がかかり参加者が倍増していたそうです。それを象徴するのがサローネのバイブルともいえるカタログを毎年発行する、イタリアの雑誌Interniの表紙。吉岡徳仁氏です。今年は彼の年といってもよかったのではないでしょうか。2年前のレクサスのインスタレーションをきっかけに、完全にスーパーデザイナーの座を獲得した吉岡さん。Ross 今年も一番良かった展示会は?という質問に、ほぼみんなが声彼の手がけたSwarovskiのインスタレーションを口にしたそうです。銀座にもオープンしたと聞きますが、Swarovskiの全世界のディスプレイを手掛けられるとか。来年はぜひ、またあのミラノの活気を味わいに行きたいところです。


Posted by sengoku

GWに香川県にあるイサム・ノグチの庭園美術館に行ってきました。そこにはノグチが晩年を過ごした自宅とアトリエがあり、それらをまとめて見学できます。何をかくそう僕は彫刻出身なもので、これまでいやがおうにも「イサム」という字面、音の響き、作品に接する機会が多かったわけですが、敢えて積極的には見ないようにしてきたところがありました。それは、意中の女性の気配を感じつつもそちらを直視できない若輩者の性といいますか、そんな気分からなのですが。しばらく年を経て、恥じらいもなくなり、貪欲さがムクムクと湧いてでてきたもので、いっちょ拝みにいきましょうかあ!ということで往復はがきで申し込みをし(*注意*申し込みが必要なのです)出掛けて参りました。



奇麗に手入れの行き届いた静寂のお庭。雲の流れの早い雨上がり、薄曇りの朝10時。石の彫刻や草花に残る雫の反射に一層気分の高揚を演出され、間違って異空間に飛び込んでしまったかのような、そんな気分の中、小高く創られた山に登り前方を見てみると雄大な屋島の溶岩台地が目に飛び込んでくる。小洒落た借景なんてなんのその。それを見た時、自然、地形、環境、全てを呑み込める庭をノグチは残したんだあとそこで実感し、その強さに圧倒される。しかしながら辺りはただひたすら「しーん」とした空気感。時折鳴き響く鳥の声が、どこかに吸い込まれて行きそうになる意識を呼び戻してくれているような、そんな気さえする。
そこに確かに残っている静かで強いノグチの絶対的な意志。くしくも、向かう新幹線の中で知った小林秀雄の残した「絶対とは誠実なる自意識の極限値」という言葉が思い浮かび上がり、なおも感動に味付けが加わりこの上ない時間を過ごす。



と、まあベタな手記調で書いてみましたが、やはり凄い!凄かった。もう見渡す限り石だらけ。単純に、石って彫るの大変なんですよ。ちょっとずつちょっとずつしか剥がれません。だから凄いってことじゃあないんですが、それを継続したこと、継続する環境を作ったこと、そして今なお、またこれからも残るであろうと想像させること、そんなこと全部で凄いんです。みなさんも一度機会をもたれてみてはいかがでしょうか。


小生、クラスカ6Fのタタミルームでノグチの照明「あかりシリーズ」採用させていただきました。





「己の組成は粘土(磁器)でございます。まだまだです(苦笑)」


Posted by okji

名作と呼ばれる広告は数多くありますが、特に好きな広告のひとつに、
70年代に制作された「資生堂シフォネット」のシリーズがあります。
近頃は居酒屋探訪家としておなじみの太田和彦によるアートディレクション、
写真はまだデビュー間もない頃の十文字美信。
とりわけ十文字さんのハイパー?な写真に釘付けになり、以来「十文字美信」という
どこか謎めいた字面が気になって仕方ない状況が今日まで続いています。




資生堂シフォネットの広告の一部


私自身はどちらかといえば風景写真にしろ、ポートレートにしろスタティックな
ドキュメンタリータッチな写真を好む傾向があるのですが、十文字作品のおかげで
緻密に計算され作りこんだ、アーティフィシャルな写真作品の魅力を感じるようになりました。


そして数年前にギイ・ブルダンという写真家を知ったのですが、そのシュールで
アーティスティックな作風を見てすぐにシフォネットの広告を思い出しました。
十文字さんは当時すでにブルダンを知っていたのだろうかと。




ブルダンによるシャルル・ジョルダンの広告写真


ブルダンは50年代からフレンチヴォーグなどで活躍したファッションフォトグラファーですが
生前は一切写真集の出版はおろか、作品展の開催や販売の申し出を全て拒否したという
いわくつきの写真家としても知られています。マン・レイのアトリエにいたこともあるらしく
そのシュールレアりスティックな写真表現は明らかにその影響がみられます。
でもなによりその存在自体がシュールなカメラマンです。
そんなブルダンの写真集をまた購入してしまいました。




ブルダンの写真集の手前はオリーブの木をくり抜いて作ったというペタンクの玉。
これも最近購入したお気に入りの一品。ですが本文とは特に関係ありません。

Posted by okuma

ブログをご覧の皆さん、こんばんは。堀内です。


暖くんブログの「鳥のビオソフィア」。「科博好き」な自分としてはかなり興味あり。
早速いってみよ


今日はCLASKA 8Fにてウェディングパーティーを開催しました。
Candle JUNEさんのキャンドルと夜景の組み合わせで
なんともステキな空間が出来上がったのです。




↑新郎新婦のメインテーブル








3F Studioとは違ううま味を持ったスペース。
都会のちょっぴり外れから、「東京」の夜景をチラ見しつつ、
飲めや歌えや。楽しいパーティーとなりました。




8Fもオモシロ企画続々企画中ですよ!

Posted by horiuchi

CLASKAで開催中というわけではないのですが...、東京大学総合研究博物館
(本郷)で開催中の「鳥のビオスフィア」
が、すごくお勧めなので書いちゃいます。


この展覧会は、国内有数の鳥類剥製を誇る山階コレクションをベースにした
展示なのですけど、展示されている剥製の美しさが半端じゃないです。皇室
ゆかりの研究所だったりするので(サーヤ様もかつては在籍)、収蔵の剥製も
かつての皇室献上品もあったりで、剥製が収まっているガラス什器のつくりも
異常に良くて眼福です。


また、こちらの博物館は専門の展示デザインチームが相当に頑張っている
ようで、今回の展示に限らず毎回かなり美しい展示を披露しているようです。
アカデミア側から、ここまで審美的にそれなりの展示をされてしまうと、なかなか
考えさせられるものがあります。というわけで、繰り返しになりますが、おすすめです。



Posted by dan-uskb

5月6日まで、CLASKA3Fで開催中の目黒サローネのレポートです。
目黒通りの家具屋の一押し家具がStudio CLASKAにずらっと勢ぞろい!
一気に集まると、こんなに楽しい空間になりました。
散歩しながら歩いているとなかなか気づきませんが、
こんなスタイルの異なる家具やが集まっているんですね。

どうぞこの機会をお見逃しなく。


Posted by sengoku