BLOG BLOG CLASKAから送る日々のメッセージ

2008.04.24

GALLERY&SHOP DO  

CLASKA2階にあるギャラリー&ショップ「ドー」(ドゥではありません)も
オープンして間もなくひと月になろうとしています。






コンテンポラリージャパニーズを標榜し、何かに限定的に焦点をあてる
のではなく伝統工芸も現代のプロダクトも同じ視点で見つめ、
「今の暮らし」という土俵の上に美しく並べてみる、
そんなことをこれから時間をかけてやっていきたいと思っています。


久しぶりのショップ空間は古巣のチームのスタジアムに戻ってきたような気分。
閉店後の誰もいない空間で好きな音楽を聴く時間がもっぱらの楽しみのひとつです。


最近までのヘビーローテンションはチック・コリアと上原ひろみのデュエット。
正直言って最初上原ひろみさんってあまりに爽やか系の風貌でどうしてもジャズな
イメージを持てなかったのですが、今回ちゃんと聴いてみてその素晴らしさに打たれました。
ブルーノート東京行くべきだった…。先入観というのも困ったものです。
いい意味でとても軽やかで、ソフィストケイトされたサウンド、もちろんコリア的な詩情も十分
感じられ文句なしです。


それと対照的(でもないか)に最近ひっぱりだしてきてよく聴いているのが
グレン・グールドのライブ録音のCD。グールドはご存知の通り60年代前半に
完全にコンサートドロップアウトし、以降はスタジオ録音のみで音源を残してきました。


気に入っていたグールドのモスクワライブのCDをもう何年も前に無くしてしまい
その後入手したくても見つけられなかったのですが、最近そのモスクワとレニングラード
でのライブ録音が一枚になってロシアのレーベルから再販されていました。
モスクワライブはおもにベルクやシェーンベルグなどの新ウィーン派の音楽に
なぜかバッハのフーガの技法という組み合わせ。これがまた素晴らしい!
さらにこのCDの魅力のひとつは私の最も好きなピアノ曲でもある
アルバン・ベルグのピアノソナタが入っているからです。
ベルグは一曲しがピアノソナタを作曲していないのですが、
前回ブログで紹介したエマールをはじめ、ポリーニ、内田光子、高橋悠治など
の録音があり、それぞれ魅力的な演奏を披露しています。
「冷たい官能」とでも言いたくなる名曲です。


ギャラリーの宣伝をするつもりがまた趣味の話になってしまいました…。

Posted by okuma